ラブほっぺ 26 〜エピソード3、おかたくの戦い、第5話〜
「ハァ?」
おかたくは、語りだした。
「2年前、君の優しさと、おしとやかさに惹かれて付き合い始めた。…君の本当の性格は、この2つだろ?」
「…。バカみたい。」
と美穂は言ってみたものの、若干顔が引きつっていた。
「ムリしてんじゃ…。」
「離して。」
美穂の目には、うっすらと涙が。
「えっ…。」
「この手を…離して。」
おかたくは、何も言わずに、その手を離してしまった。
美穂の心にも、伝わったはず…。
微かな希望を信じて。
美穂が去ってからしばらく、おかたくも屋上をあとにした。
すると、グラウンドから、サッカー部員の談笑が響いた。
「おい翔、おまえすげーな、愛ちゃんと別れるために、美穂ちゃんを使うって。」
…使った…?
「あぁ、美穂がおかたくの彼女っていうことは知ってた上のことだけどな。俺の裸見せたらあいつはやられたよ。そして美穂を俺の彼女ってことにしておいて、愛と別れる。」
…知ってた上で…?
おかたくは、語りだした。
「2年前、君の優しさと、おしとやかさに惹かれて付き合い始めた。…君の本当の性格は、この2つだろ?」
「…。バカみたい。」
と美穂は言ってみたものの、若干顔が引きつっていた。
「ムリしてんじゃ…。」
「離して。」
美穂の目には、うっすらと涙が。
「えっ…。」
「この手を…離して。」
おかたくは、何も言わずに、その手を離してしまった。
美穂の心にも、伝わったはず…。
微かな希望を信じて。
美穂が去ってからしばらく、おかたくも屋上をあとにした。
すると、グラウンドから、サッカー部員の談笑が響いた。
「おい翔、おまえすげーな、愛ちゃんと別れるために、美穂ちゃんを使うって。」
…使った…?
「あぁ、美穂がおかたくの彼女っていうことは知ってた上のことだけどな。俺の裸見せたらあいつはやられたよ。そして美穂を俺の彼女ってことにしておいて、愛と別れる。」
…知ってた上で…?
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