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(続-.-)y-~~~ ?

[476]  森田  2006-09-11投稿
叶呼『……なっ』


何故か俺の行動が恥ずかしかったらしく、顔を真っ赤に染めて俯いてしまった。


貴博『えっと、あのー、叶呼お嬢?』


叶呼『………』


ガタッ


唐突に立上がり店の出口に向かう叶呼。


貴博『えぇ!?ちょっ、まってよねぇ!』


慌てて勘定を済ませて後を追う。


貴博『おい!待てよ石倉』


店を出て辺りを見渡すが叶呼の姿は見当たらない。


貴博『オイオイマジで?』


なんか怒らせるようなことしたかな俺…。


とにかく探そう。


路地裏付近で座り込んで雑談をしているバッドボーイを発見した。

貴博『おいお前ら』


不良1『は?』


不良2『何アンタ?』

不良3『…!!』


貴博『この辺でショートヘアーの生娘を見なかったか?』


不良1『オイコラ兄ちゃんテメェ』


不良3『あ、ハイ!向こうの路地のとこでそれらしいのを見ました』


不良2『は?おいお前何こんな奴に…』


聞いた瞬間にはもう走り出していた。


叶呼の奴、なんでったってあんなとこに…。




路地裏に入る。


叶呼『ちょっと!話して!』


!?


今確かに…。


叶呼『あぁもう!話せって言ってんでしょ!』


こっちか!?


貴博『………』


いた。


でもあれだ。


叶呼以外に男が一人。

昼真っから○○ですか?


ビデオカメラ用意しといたほうが…なんてボケはこの場に合わない。


不良4『大人しくしろ!』


貴博『その手離せよ』

叶呼に襲いかかる野獣にアイアンクローをお見舞いしてやった。


不良4『がっ!うが!あ…』


男は泡を吹いてその場に倒れた。


叶呼『…うっ、ひっ!』


傍らでは叶呼のすすり泣く声。


だが今はそれ以上にヤバい。


貴博『石倉、お前今日家に帰れ』


叶呼『…え?どっ、どうして…』


貴博『早く』


少し語尾を強めて言った。


叶呼『う、うん』


叶呼は路地裏から表道に戻る通路を小走りでかけて行った。

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