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騎手・那口小夜の夢と現実と日常 リターンズ3

[883] 亜紀 2011-05-16投稿
こんにちは!那口小夜です(^0^)/

この間のレース、チョコに乗って出たレースのおはなしのつづきです
( ̄o ̄)


さて、投票券発売締切のベルが鳴り響き、しばらくしてスターターが台に乗り、赤い小旗を2度振込、短いファンファーレが場内に鳴りました。

チョコレートガールは特に嫌がる事もなく、所定の3番ゲートに収まりました。

やがて、10頭全てがゲートに収まり、がしゃっ、という音と共にゲートが開きました。

その瞬間、小夜は「やばっ(-_-)」と思いました。

あろう事か、チョコレートガールは出遅れてしまいました。全然スタートダッシュが付きません。

小夜は手綱をしごきますが、馬は全く反応無し。どんどんと馬群からはなれていきます。

小夜は

「なにこれー。まったくもーぅ。ツイてないなぁー(*_*)」

と思いながら、ただただ手綱をしごいて馬に加速を求めました。それにしても、よりによって短距離戦での出遅れではもう「万事休す」ですね。

さて、レースは大方の予想通りサマータイムブルースが逃げをうちました。と言うより、他馬とのスピードが違いすぎるんでしょうね。2番手以下を大きく離して、3〜4コーナーの間辺りでは早くも独走状態でした。

一方、小夜のチョコレートガールはというと、手綱をしごいてしごいて、鞭を3発、4発と入れながらようやく2〜3頭を交わして前から6番手辺りに付けました。

そして、4コーナーをカーブし、馬群は直線に向きました。

サマータイムブルースの勝利は濃厚です。…っいうよりもう決定。後続を大きく離している上、鞍上の峰川騎手は全く「追って」いません。傍目からはただ乗っているだけの様です。

チョコレートガールは、4コーナー手前でようやく馬がやる気になったのか、バテた馬を交わして4番手に上がりました。ただ、前の馬とはまだ差が有ります。

小夜は

「せめて3着位にはなりたいけど…なんかムリっぽいなぁ(-_-)」

すっかり諦めムード、ですね。まぁ、仕方ありません。

その時、…って言いたい所ですが、現実は甘くありません。サマータイムブルースは悠々と後続馬を離してゴール、焦点は2着争い、となりました…。

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