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2番目-19

[406]  2011-05-28投稿
私は無意識にカズ君に冷たくする。


「聞きたくないの?俺の好きな奴。」


「そんなに言いたいの?」


「んーじゃ、言うから。」


カズ君が何をしたいのか分からない。


カズ君は私に近づいた。


「カズ君、近すぎ。」


カズ君が私の目の前に。


しばらく前の私なら、ドキドキがヤバかった。


今は何ともない。


「俺が好きなのはユズだ。」


「は!?」


「ずっと前から。小学生の時から好きだったんだ。」

私って、ずっとカズ君と両想いだったの!?

でも、今は私にはカジがいる…。


「ユズが好きだ。」


カズ君が私の頬に触れる。

唇が近づく。


一瞬、私の脳裏にカジの姿が…。


『俺は何番でもいいから!!』


私はカズ君の手を振り払った。

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