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ファンタジー時代 3 〜混同しやすい名前の老人登場!あなたは覚えられるかな?〜

[382] るー6 2011-06-15投稿
しばらく歩くと、次の町、ナギサタウンに到着。
目の前には海が見える。まさに絶景。
「すげー町だな…。でも、平和が戻ったし、俺がくる必要も…。」
ゼガが独り言のようにつぶやいていると、1人の老人が足を止めた。
「何を言っておる。平和は戻っとらん。」
「…えっ?」
ラスボスを倒して調子こいてたのに、平和は戻ってないということは、どういう事なのだろう。まさか、裏番長のように、裏ラスボスがいるのか!
「…平和はまた新たな戦乱を呼ぶ…。ラスボスがいない今、戦乱はどこかで始まっているのだ。」
「…。」
旅の、目的があって良かった。これで、ファンタジー時代の尺がのばせる。
いや、そんな事今言うべきじゃないだろう。作者はこうして自分で自分にツッコミをするのが大好きな性格なのである。

続きをどうぞ。
「向こうの…大陸を見てみろ…。」
老人に指された大陸を見ると、上空数キロに到達してるのではないかと思うほど大きな煙が立ちこめていた。
「あれも、次の戦乱を予感させている。」
「すごいですね…。」
すると、老人はゼガの太刀に注目した。
「太刀を持っているということは、おぬし旅の…。」
ゼガは頷く。すると老人は、
「旅をするなら、次に来る戦乱の世を沈める事を、目的にしてくれるかい?」
老人の真剣な眼差しに、ゼガの意志は固まった。
「…分かりました。」
「…私の名前はパオル。サッカーの勝敗を予想したパウルくんじゃないよ。…また、1人じゃ心細いだろう。この町に、オノ使いの少女がおる。行動を供にしたらどうだ?」

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