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恋心・・第7話「無器用な優しさ」

[361]  ナツキ  2006-09-12投稿
次の日の朝。まだ咳は止まらないけど、熱は37度5分とだいぶ下がっていた。

「穂茅今日学校どうする??」
「・・ゴホゴホ・・まだやめとく」
「昨日良太君とケンカしたし??」
「えっ!!??ゴホッ!!」
「あんだけデカイ声で怒鳴ってたらまる聞えやで」
「・・ごめん」

穂茅は母とリビングのソファーに座りココアを一口飲んだ。

「何でケンカしたんかは聞かへんけど、早く仲直りしぃや」
「・・・うん」

穂茅はココアを飲み終ると流台にカップを置き、3階の自分の部屋へと戻った。ベットに座り窓から外を見た。

(良太っ!!)

家の前で良太はバイクに股がりエンジンをかけていた。

(今から筒井さん迎えに行くん・・??)

窓から良太をずっと見ていると良太が窓の方を見た。穂茅がとっさに頭を低くして隠れると良太はクラクションを3回鳴らして走って行った。

「クラクション3回??」

良太は今までもバイクから降りるのが面倒な時とかにクラクションを3回鳴らして穂茅を呼んでいた。穂茅はまさかとは思いつつも、部屋を出て玄関に向かった。ドアを開けて外を見渡すが何もなく、ポストに入った郵便物を手に取り、家の中へと入った。

「はぁ・・」

ため息をつきながら郵便物を見た。

「え!!??・・のど飴??」

郵便物の中にのど飴が入っていた。裏を向けると小さなメモが貼ってあった。

- - - - - - - - -
穂茅へ

早く風邪治して
早く学校来いよ!!

それと昨日はゴメン。

良太
- - - - - - - - -


「・・良太。ゴメン・・ありがとう」



穂茅はその次の日熱が上がり2日学校を休んだが、3日後には熱も下がり咳も止まり、学校へと向かった。

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