ガチ恋 6
私には一人の親友がいた
その子にユウマの全てを
話してた
自慢の彼氏だから
ユウマは私のだから
親友、カオルは
そんな私の話を
いつも聞いてくれた
ある日、地元の
お祭りに
カオルと行った時
たまたまユウマを
見つけた
ユウマを見たいと言った
カオルは近くまで
走っていって
ユウマを見に行った
『ユウマ君かっこいいね!』
その言葉に
自慢気にうなづいた
だって私の彼氏だもん
そのまま何もなく
カオルと歩いてた
お祭りを楽しんで
何もなく時間は
過ぎていった
何もなく、
そう思ってた
誰かの心が
大きく動いたのを
私は知らなくて
その日の時間を
過ごしていた。
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