がんばったで賞 125 〜タクヤの正体は?〜
「帰るぞ…。」
カズヒロは半ば強引に、アキを連れ戻した。残された2人は、ただ立ち尽くすしかなかった。
「結局、2人の愛を壊すことは出来なかった…。」
タクヤは独り言のようにつぶやいた。するとユミは、
「あなたは、それが目的で、私と手を組んだんでしょ?」
「え…まぁ、そうなるかな。」
タクヤは笑って答えた。
「…どうして?」
「…分からない。」
するとユミは、どんどんタクヤの核心に迫る。
「本当はアキさんのこと…好きなんじゃ…。」
「好きだよ。」
タクヤの顔がなぜか、みるみる穏やかになっていく。
それはまるで、アキの…。
「この体を借りられるのも、あと少しだから。」
一方2人は、デートの帰りで夜も更け、終電に間に合わなくなってしまった。
「お金…ある?」
カズヒロが聞くと、
『持ってない。ドレスに着替えさせられた時、貴重品は置きっぱなし。』
「そうか…俺もこの金、使うわけにはいかないし…。」
『…なんかごめん…。』
お金をかけて私を助けてくれたカズヒロを、アキは申し訳なく思った。
「いや、俺も助けたいっていう気持ちがあったから。」
『…本当にありがとう。』
夢のよう、まさにカズヒロは、私の理想。
カズヒロは半ば強引に、アキを連れ戻した。残された2人は、ただ立ち尽くすしかなかった。
「結局、2人の愛を壊すことは出来なかった…。」
タクヤは独り言のようにつぶやいた。するとユミは、
「あなたは、それが目的で、私と手を組んだんでしょ?」
「え…まぁ、そうなるかな。」
タクヤは笑って答えた。
「…どうして?」
「…分からない。」
するとユミは、どんどんタクヤの核心に迫る。
「本当はアキさんのこと…好きなんじゃ…。」
「好きだよ。」
タクヤの顔がなぜか、みるみる穏やかになっていく。
それはまるで、アキの…。
「この体を借りられるのも、あと少しだから。」
一方2人は、デートの帰りで夜も更け、終電に間に合わなくなってしまった。
「お金…ある?」
カズヒロが聞くと、
『持ってない。ドレスに着替えさせられた時、貴重品は置きっぱなし。』
「そうか…俺もこの金、使うわけにはいかないし…。」
『…なんかごめん…。』
お金をかけて私を助けてくれたカズヒロを、アキは申し訳なく思った。
「いや、俺も助けたいっていう気持ちがあったから。」
『…本当にありがとう。』
夢のよう、まさにカズヒロは、私の理想。
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