RIO-3
帰宅中。
水城君が巻き付けてくれたハンカチに血が滲む。
水城君にはいつも迷惑かけてるなぁ。
私の学校は中高一貫で私立だ。
今は中3。
あと3年はたえるようだ。
電車に乗る。
家まで一時間くらい。
電車の中で教室で配られたテキストに名前を書く。
『紫音りお。』
漢字ではりおは李将って書く。
私は将軍の将が可愛くないからひらがなで書く。
「李将ちゃん…?」
目の前の男子に話し掛けられる。
彼の顔を見る。
「やっぱり、李将だ!!」
誰だか思い出せない…
「もしかして、分かんない?俺が、」
「すいません、どちら様ですか?」
彼はショックを受けたようだ。
「全く、俺だよ!桜ノ牧将悟だよ!」
「えっ!将悟君!?」
こんなところで再会するなんて!!
水城君が巻き付けてくれたハンカチに血が滲む。
水城君にはいつも迷惑かけてるなぁ。
私の学校は中高一貫で私立だ。
今は中3。
あと3年はたえるようだ。
電車に乗る。
家まで一時間くらい。
電車の中で教室で配られたテキストに名前を書く。
『紫音りお。』
漢字ではりおは李将って書く。
私は将軍の将が可愛くないからひらがなで書く。
「李将ちゃん…?」
目の前の男子に話し掛けられる。
彼の顔を見る。
「やっぱり、李将だ!!」
誰だか思い出せない…
「もしかして、分かんない?俺が、」
「すいません、どちら様ですか?」
彼はショックを受けたようだ。
「全く、俺だよ!桜ノ牧将悟だよ!」
「えっ!将悟君!?」
こんなところで再会するなんて!!
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