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RIO-34【unexpected】

[348] メシア 2011-08-09投稿
「失礼します。」

俺は昼休みに頭痛で保健室に来た。ちょっと可愛い系の女がいる。紫音ちゃんの方が可愛いけど。

「緑岡君、しょっちゅう来るわね。」

「元々身体、弱いんです、今日は頭痛です。」

「必要事項、紙に書いて。」

保健室で休むときには紙に必要事項を書かなくてはならない。俺はボールペンを握ったが力が入らない。

「春姫が書いてあげるよ。」

「あ、どうも。」

コイツ、自分を名前で呼んでるし、ぶりっ子かよ!

「名前とクラスは?」

「1年5組緑岡拓郎。」

「みどりおかたくろう。はい、書いたよ♪」

うわ、全部平仮名かよ。しかも、字が汚い。でも、一応、お礼は言っとく。

「ありがと、先生俺寝ます。」

先生はハイハーイとか言ってる。
ベッドの所に行って学ラン脱いで、ベルトを外した。寝ると少し楽だった。

「んじゃ、佐竹さんゴミ捨てたら戻っていいよ。」

「はーい。」

さっきの女と先生の会話が聞こえる。
保健委員かな?
と思ってたら。
何故か俺の横に来た。
寝たいのに。

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