・・ 空 ・・第12話「琉鬼」
その後青海宿に戻り、3人はぐっすりと眠った。
真夜中の1時・・
アイツらは突然現れた。
ザワッ・・
3人はいきなりの殺気に目を覚ました。
「っ!!!!」
「何だこれ!!??」
3人は喉元に剣先を突き付けられてるような感覚に襲われ、いきなり雛姫の体はガクガクと震えだし、体中を嫌な汗が流れた。
「お前顔色悪いぞ」
「今のは・・」
「ああ、殺気みたいなの」
「今のは・・琉鬼っ!!」
「えっ!!??」
「琉鬼が近くにいる・・」
「隠れててもどうせ見つかる」
「っ!!まさか空牙!!」
「ああ、今の内に外に出よう」
「でもっ!!」
「ここにいたら街の人達まで巻き込むだろっ!!」
「・・あの草原まで行くぞ」
雛姫は何とか納得して、3人は荷物を持ち宿の外に出た。今だどこからか琉鬼の殺気が体を震えさせる。
「我に力を癒しの風・魔獣【セイレーン】」
雛姫が剣を抜き、セイレーンを呼び出し3人はセイレーンの背に乗り、急いで草原へと向かった。
草原に降りて3人は無言で辺りを見渡した。
「・・・くる」
「空牙??」
「・・!!来たっ!!」
空牙が叫んだ途端に、空牙の肩から血が吹き出した。
「なっ!!」
「空牙っ!!」
「っ!!・・大丈夫だ」
空牙はしゃがみ肩を手で押さえた。空牙の服と手は一瞬で紅く染まった。
「雛姫・・」
3人が振り返ると、銀髪にまだ少し幼さが残る可愛らしい14歳ぐらいの男の子が立っていた。
「??」
「・・琉鬼」
「えっ!?アレが!??」
「うん。可愛らしい顔に騙されないで。・・心は闇に染まってしまってる」
「・・・・」
「雛姫・・探したよ。僕から逃げられると思ったの??馬鹿だね。そんな事僕が許すはず無いだろ。おいで・・龍紅。凛。水琴(ミコト)。李庵(リアン)」
琉鬼が名を呼ぶと、琉鬼の両隣に4人の男女が現れた。
「げっ!!5対3かよっ!!」
「僕はただ雛姫を迎えにきただけだよ。でも、君にも興味があるんだ」
「俺はお前に興味なんかねぇよ!!」
「そんな冷たい事言う子にはお仕置きが必要だね。誰かアイツと遊んであげなよ」
「俺が行く」
「・・龍紅。いいよ。君ははじめから彼を気に入っていたからね。遊んであげなよ」
龍紅が1歩前に出て鞘から剣を抜き構えた。
真夜中の1時・・
アイツらは突然現れた。
ザワッ・・
3人はいきなりの殺気に目を覚ました。
「っ!!!!」
「何だこれ!!??」
3人は喉元に剣先を突き付けられてるような感覚に襲われ、いきなり雛姫の体はガクガクと震えだし、体中を嫌な汗が流れた。
「お前顔色悪いぞ」
「今のは・・」
「ああ、殺気みたいなの」
「今のは・・琉鬼っ!!」
「えっ!!??」
「琉鬼が近くにいる・・」
「隠れててもどうせ見つかる」
「っ!!まさか空牙!!」
「ああ、今の内に外に出よう」
「でもっ!!」
「ここにいたら街の人達まで巻き込むだろっ!!」
「・・あの草原まで行くぞ」
雛姫は何とか納得して、3人は荷物を持ち宿の外に出た。今だどこからか琉鬼の殺気が体を震えさせる。
「我に力を癒しの風・魔獣【セイレーン】」
雛姫が剣を抜き、セイレーンを呼び出し3人はセイレーンの背に乗り、急いで草原へと向かった。
草原に降りて3人は無言で辺りを見渡した。
「・・・くる」
「空牙??」
「・・!!来たっ!!」
空牙が叫んだ途端に、空牙の肩から血が吹き出した。
「なっ!!」
「空牙っ!!」
「っ!!・・大丈夫だ」
空牙はしゃがみ肩を手で押さえた。空牙の服と手は一瞬で紅く染まった。
「雛姫・・」
3人が振り返ると、銀髪にまだ少し幼さが残る可愛らしい14歳ぐらいの男の子が立っていた。
「??」
「・・琉鬼」
「えっ!?アレが!??」
「うん。可愛らしい顔に騙されないで。・・心は闇に染まってしまってる」
「・・・・」
「雛姫・・探したよ。僕から逃げられると思ったの??馬鹿だね。そんな事僕が許すはず無いだろ。おいで・・龍紅。凛。水琴(ミコト)。李庵(リアン)」
琉鬼が名を呼ぶと、琉鬼の両隣に4人の男女が現れた。
「げっ!!5対3かよっ!!」
「僕はただ雛姫を迎えにきただけだよ。でも、君にも興味があるんだ」
「俺はお前に興味なんかねぇよ!!」
「そんな冷たい事言う子にはお仕置きが必要だね。誰かアイツと遊んであげなよ」
「俺が行く」
「・・龍紅。いいよ。君ははじめから彼を気に入っていたからね。遊んであげなよ」
龍紅が1歩前に出て鞘から剣を抜き構えた。
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