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RIO-38【outrageous】

[348] メシア 2011-08-10投稿
拓郎は頭痛か、んじゃ、保健室で寝てるな。
俺は静かに保健室のドアを開けて、静かに中に入った。

「何なんだよ、お前?!」

拓郎の声だ。俺は大丈夫か〜って言おうとしたが、やめた。

「え〜いいじゃない、キスくらい♪」

誰かいるし、てか、俺はここにいていいのか?

「キスって…んっ!!」

うわああああ…
てか、コイツら俺に気づいてない?

「バカやろー舌入れんなよ!」

「いいじゃない♪春姫が嫌い?」

春姫って永輔の彼女?!
何で拓郎と!?

「今、知り合ったのにバカじゃねぇの!?」

「んじゃ、お互いを一杯知ろうよ♪」

「知るって…ひゃあっ、さわんなよ…!!」

「拓ちゃん。春姫を好きになって…」

俺は静かに保健室を出た。
『恋の病でさ、紫音ちゃんっていうんだ。』
拓郎は李将が好きなんじゃ?

『好きな子にsexしようって言われたらどうする?』佐竹春姫にとって永輔はなんなの?

『気に入らない。』
将悟は気づいていたの?


それぞれの言葉を思い出す。

拓郎、お前には呆れたよ。

とにかく、李将を拓郎に近づけちゃダメな気がした。

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