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恋の短編〜?とある幽霊の話〜

[364] 奈月 巴歌 2011-08-15投稿

いやぁ、今日は特別暑いですね
こんな夏は涼しいので夜の散歩が一番なんですよ

見える方には悲鳴をあげられたりするんです

僕たちは元は人間だった訳ですから
悲鳴を上げられるのは少し複雑なんですがね

え?僕は何故ここにいるのか?

それが笑い話なんですがね
大切な人に会いに行く途中
事故に巻き込まれたんですよ

…ですが、もう心残りはありません
彼女は僕のために泣いてくれていました

そんな彼女にたった今
泣かないで下さいと
どうか僕に縛らないで下さいと
伝えてきたんです

彼女は気付いたか分かりませんが
一目彼女を見れた

僕にはそれで充分です

なので僕は行くべき場所に逝くことにします

僕の話を聞いて下さって
どうもありがとう
それでは、またどこかで会えるといいですね

「…あれ、今、あの人が私に笑いかけたような…」

…どうやら彼女に僕の想いはちゃんと伝わってたみたいです

〜Fin〜

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