がんばったで賞 140 〜2人きり…!カズヒロの高鳴る気持ち〜
「それが出来たらいいんだけど、ユウタとの友情も壊したくないんだ。」
『そうか…そうだよね…。』
「中学からの友達でさ…一緒にサッカー頑張ってきたんだよね…。」
カズヒロの困っている姿を見ると、放っておけない…。
でもそれは、アキがいじめられている事実を、益々言いづらくさせていた。
「まぁいいや。俺はアキへの気持ちは変わってない。アキは安心してくれ。」
『…。』
何も返すことが出来ないアキ。自分に腹が立った。
そうしてカズヒロは、
「腹減ったし、行くか。」
と言い、アキと一緒に食堂へ向かった。
「何食べる?奢ってやる。」
カズヒロがそう言うので、アキは、
『カレー食べたい』と甘えた。
「了解。俺もカレーかな…。」
カズヒロもカレーを頼んだ。
適当に席を探して、座った。
アキへのいじめは、カズヒロといる時はやってこないので、そこもまたアキは嫌いなのだ。
「いただきます。」
『いただきます。』
2人きり…。2人きり…。2人きり…。
カズヒロの胸は高鳴った。
スプーンが小刻みに震えて、食器と合奏している。
『…大丈夫?震えてるけど。』
「おぅ。大丈夫。」
すると、そこに…。
サユが来た。
『そうか…そうだよね…。』
「中学からの友達でさ…一緒にサッカー頑張ってきたんだよね…。」
カズヒロの困っている姿を見ると、放っておけない…。
でもそれは、アキがいじめられている事実を、益々言いづらくさせていた。
「まぁいいや。俺はアキへの気持ちは変わってない。アキは安心してくれ。」
『…。』
何も返すことが出来ないアキ。自分に腹が立った。
そうしてカズヒロは、
「腹減ったし、行くか。」
と言い、アキと一緒に食堂へ向かった。
「何食べる?奢ってやる。」
カズヒロがそう言うので、アキは、
『カレー食べたい』と甘えた。
「了解。俺もカレーかな…。」
カズヒロもカレーを頼んだ。
適当に席を探して、座った。
アキへのいじめは、カズヒロといる時はやってこないので、そこもまたアキは嫌いなのだ。
「いただきます。」
『いただきます。』
2人きり…。2人きり…。2人きり…。
カズヒロの胸は高鳴った。
スプーンが小刻みに震えて、食器と合奏している。
『…大丈夫?震えてるけど。』
「おぅ。大丈夫。」
すると、そこに…。
サユが来た。
感想
感想はありません。
「るー6」の携帯小説
- ROOM 24 〜かかってこい、俺が絶対守る〜
- ROOM 23 〜殺してやろうか〜
- ROOM 22 〜岬の異変〜
- ROOM 21 〜許さない、理性の限界〜
- ROOM 20 〜裏切りなしで過ごしたい〜
- るー6日記 1月30日 〜水戸市とは〜
- ROOM 19 〜絶望〜