『生きる』ということ。<7>
「アタシは…聖の母親の薫よ。」
「聖の…お母さん!?」
「あなたは…?」
「は…はじめまして。秋山羽琉です…。」
羽琉はペコリと頭を下げた。
「羽琉ちゃんか…。 って聖!なんでそんなに元気なの!?倒れたんじゃないのっ!?」
「倒れたって言っても、五日ぐらい前だよ!?」
「な…なんだぁ〜…。聖が倒れたって聞いたから仕事切り上げて来たのに…」
薫はへなへな〜とその場に座り込んだ。
「お母さん…いつ、アメリカに帰るの…?」
「う〜ん…、二日休みとったから明後日の夜くらいかな〜?」
「そっ…か…。」
「じゃ、アタシは帰るかな!」
薫は立ち上がる。
「うん。じゃあね…。」
聖は手を振った。
薫が病室を出ていった。
「あれが聖のお母さんか…なんか意外だったな…。なんかもっと大人しい感じの人かと思った。」
「そう…?」
「うん。…じゃあ、私も帰ろっかな。」
「うん。バイバイ!」
‐午前12時‐
コツッコツッ
誰かが窓を叩く。
「…ん……?」
コツッコツッコツッ
「…だ…れ…?」
聖はカーテンを開ける。
そこには羽琉がいた。
「羽琉ちゃん!?」
聖が慌てて鍵を開ける。
「どうしたの!?こんな時間に…。」
「聖、今すぐ支度して!!」
「え…!?支度…?」
「早く!!出掛けるよ!」
「ちょ…出掛けるってどこに!?」
「着いてからのお楽しみっ♪」
羽琉は得意げにウインクをした。
「聖の…お母さん!?」
「あなたは…?」
「は…はじめまして。秋山羽琉です…。」
羽琉はペコリと頭を下げた。
「羽琉ちゃんか…。 って聖!なんでそんなに元気なの!?倒れたんじゃないのっ!?」
「倒れたって言っても、五日ぐらい前だよ!?」
「な…なんだぁ〜…。聖が倒れたって聞いたから仕事切り上げて来たのに…」
薫はへなへな〜とその場に座り込んだ。
「お母さん…いつ、アメリカに帰るの…?」
「う〜ん…、二日休みとったから明後日の夜くらいかな〜?」
「そっ…か…。」
「じゃ、アタシは帰るかな!」
薫は立ち上がる。
「うん。じゃあね…。」
聖は手を振った。
薫が病室を出ていった。
「あれが聖のお母さんか…なんか意外だったな…。なんかもっと大人しい感じの人かと思った。」
「そう…?」
「うん。…じゃあ、私も帰ろっかな。」
「うん。バイバイ!」
‐午前12時‐
コツッコツッ
誰かが窓を叩く。
「…ん……?」
コツッコツッコツッ
「…だ…れ…?」
聖はカーテンを開ける。
そこには羽琉がいた。
「羽琉ちゃん!?」
聖が慌てて鍵を開ける。
「どうしたの!?こんな時間に…。」
「聖、今すぐ支度して!!」
「え…!?支度…?」
「早く!!出掛けるよ!」
「ちょ…出掛けるってどこに!?」
「着いてからのお楽しみっ♪」
羽琉は得意げにウインクをした。
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