携帯小説!(PC版)

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[402]  カンタ  2006-09-13投稿
ミナコはセブンとスタバでバイトしている。高校生のくせにやたら稼ぐ。同じ中学だった。

「あ〜昨日はいなかったよ。休んだ。生理痛がひどくてー」

「わっかる!オレも今、生理痛だもん!あれ、痛いよねー」
ギャハハハッ ってみんなピンの冗談に笑い合う。
火のついたタバコを手に。

てか、なんで女子トイレに男子がヘーキで入ってきてるかって言うと、先生の喫煙の監視の目が、女子トイレのほうが甘いから。
んで、この学校の女子達のヒエラルキーの頂点にいるだろうって思われるサヤカとミナコ、このバカギャル二人を味方につけたら、他の女の子たちは文句言えない。女の子って結構上下あるから。

サヤカはトイレの鏡で化粧を直し始めた。シャネルのポーチからいろんな道具が出てくる。

サヤカは、タバコは吸わない。
サヤカとも同じ中学だった。中学三年の時、よくホスト風の男に送られて登校してた。ウリはするし、黒人と付き合ってたコトもある。しかも20歳ほど年上の。
ハッキリ言って、ブッとんでる女。

オレはケータイで時間を見た。フィルターぎりぎりまで吸ったタバコを便器にピッとはじき、スリッパの足でレバーを蹴る。ジャーッと水が吸い殻ごと流れるのを見送った。
「いこーぜ。朝学活始まるわ」

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