『生きる』ということ。<12>
あれから、羽琉と聖は約束を破ること無く、2ヶ月が経ち、聖の容態も良くなっていた。
「もう2月だね…」
「そうだね〜」
(2月…)
「!!!」
羽琉はいきなり顔を真っ赤に染める。
「??…どうしたの?」
「べ…別に…!!」
羽琉は急いで顔を背けた。
(2月…と言ったら、バ…バレンタイン…!)
羽琉は庭のベンチに座り、顔を赤らめた。
「あら…?羽琉ちゃん…?どうしたのっ!?」
「薫さん……」
「バレンタインねぇ…」
薫はニヤニヤと羽琉を見る。
「べ…別に、好きとかじゃ…無い…です…。」
羽琉は顔を埋める。
「何を、渡せばいいかなって…」」
「そうね…手作りクッキーとかは? あの子チョコ食べれないから。」
「クッキー…そうします! ありがとうございました!」
「頑張れ〜!!」
薫は、走り去る羽琉に手を振った。
2月14日
「………」
羽琉は聖の病室の入口に身を潜めている。
聖は上機嫌で、鼻歌を歌っている。
「…ひーじり!!」
羽琉は勇気を振り絞って病室に入る。
「羽琉ちゃん!」
「聖…あのね、こ…これ!!」
羽琉は、可愛らしいラッピングの袋を聖に渡す。
「何…?」
「…クッキー…バレンタインだから…!」
かあぁっと羽琉の顔が赤くなる。
「そっか……。」
聖は少し困った顔をした。
「あ…嫌だった…?」
「えっ!?ううん、嫌じゃない!」
聖は首を横に降る。
「…じゃあ、なんで嫌そうな顔したの?」
「…実は………」
「もう2月だね…」
「そうだね〜」
(2月…)
「!!!」
羽琉はいきなり顔を真っ赤に染める。
「??…どうしたの?」
「べ…別に…!!」
羽琉は急いで顔を背けた。
(2月…と言ったら、バ…バレンタイン…!)
羽琉は庭のベンチに座り、顔を赤らめた。
「あら…?羽琉ちゃん…?どうしたのっ!?」
「薫さん……」
「バレンタインねぇ…」
薫はニヤニヤと羽琉を見る。
「べ…別に、好きとかじゃ…無い…です…。」
羽琉は顔を埋める。
「何を、渡せばいいかなって…」」
「そうね…手作りクッキーとかは? あの子チョコ食べれないから。」
「クッキー…そうします! ありがとうございました!」
「頑張れ〜!!」
薫は、走り去る羽琉に手を振った。
2月14日
「………」
羽琉は聖の病室の入口に身を潜めている。
聖は上機嫌で、鼻歌を歌っている。
「…ひーじり!!」
羽琉は勇気を振り絞って病室に入る。
「羽琉ちゃん!」
「聖…あのね、こ…これ!!」
羽琉は、可愛らしいラッピングの袋を聖に渡す。
「何…?」
「…クッキー…バレンタインだから…!」
かあぁっと羽琉の顔が赤くなる。
「そっか……。」
聖は少し困った顔をした。
「あ…嫌だった…?」
「えっ!?ううん、嫌じゃない!」
聖は首を横に降る。
「…じゃあ、なんで嫌そうな顔したの?」
「…実は………」
感想
- 41545:配信が遅れてすみません…(-.-;)[2011-09-16]
- 41548:↑間違ってる所があぁぁ!!!本当に申し訳ございませんm(TωT)m by黒魔法 天使[2011-09-17]
- 41552:えっ実は何?[2011-09-18]