携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> 〜Stliker〜哀編(7)

〜Stliker〜哀編(7)

[472]  焼き魚  2006-09-14投稿
激しく燃え盛る豪火の中。消えゆく意識の中で男は安らかな気分に浸っていた。
男(これでもう…なにも苦しまなくて……)
男は静かに目を閉じた。男(……いいんだ……。)
男は暗い何もない空間に一人、大の字で倒れていた。
男(ここは…地獄…だろうな…。)
男はそのまま動かなかった。どれくらい時間が経っただろうか…。しばらくすると声が聞こえてきた。
『何をしている…』
男「!?」
『お前は死んではいない…。いや、今は死ぬべきではない。』
男「…お…俺はもう死にたい…。」
『貴様に選択権はない。』
男「…」
『…さぁ、時間だ!目を覚ませ!』
男「ハッ!?」
そこは白を基調とした、どうやら病室のようである。
男はしばらく天井を眺め、深くため息をついた。
男(俺はまだ生きていたのか…。)
コンコン!
するとそこへ男性の看護師が入ってきた。
看護師「あっ!お目覚めになられたんですねぇ!!気分はどうですかぁ?」
男は呆れ果てた感じで左側の窓を眺めた。
男「…最悪だ…。」
看護師「そういえば、さっき女の子が来ましたよ。女子高生の方が…。彼女ですか?」
男「女子高生…?(女子高生に知り合いなんかいたかなぁ?)」
看護師「すいません。取りあえずお名前を教えて下さい。一応身元確認をしないといけなくて…。」
男「…峰崎龍雅(みねざきりゅうが)だ。」
看護師「…漢字はこれでいいっすか?…わかりました。じゃあもう少ししたら点滴を外しますんでそれまで少しお休みになっていて下さい。それでは…。」
看護師が去った後、龍雅は目を閉じ寝る体勢に入った。しばらく時間をおいてからである。
コンコン!
そこへ制服姿の女子高生が入って来た…。…続く。

感想

感想はありません。

「 焼き魚 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス