ROOM 3 〜騙されてくれて、ありがとう〜
すると拓也が、耳元で、
「何かあったら、俺が助ける」と岬に言い、勝手に中へ入っていった。
「…拓也が行くなら…自分も。」
岬も中へ入る。続いて弘貴も。
今まで散々文句を言ってきた圭吾も、中へ入った。
…これが、悪夢の始まりだったなんて。
「本人を探して頂き、ありがとうございます。」
「いえ…。」
さすがに岬も、少し恐怖を感じた。
「では、10億円の件なんですが…。」
ドクン。心臓が、波打つ。
岬は殺気のようなものを感じ、
「帰ろう」と言ってドアをあけようとしたが、開かない。
「ふふ…わざわざ優しくしてくれて…ありがとう。それと…。」
…やばい。
「騙されてくれて、ありがとう。」
それから記憶が、一時途切れる。
目を開けると、普通の部屋が、広がっていた。
自分がいるのは…リビング?
リビングを中心に4つの部屋、風呂、トイレがあった。しかし、玄関がない。
『ここは…どこだ?』
岬、拓也、弘貴、圭吾。4人同時にこの言葉を発した。
「あ…あれ…。」
岬が指差したのは、オノ。
「なんで…。」
拓也は愕然とした。
「凶器…だよね…?」
弘貴もさすがにふざけない。
「とりあえず、見なかったことにしよう。」
圭吾の言葉で、みんな納得した。
すると、部屋のどこからか、声が聞こえてきた。
「何かあったら、俺が助ける」と岬に言い、勝手に中へ入っていった。
「…拓也が行くなら…自分も。」
岬も中へ入る。続いて弘貴も。
今まで散々文句を言ってきた圭吾も、中へ入った。
…これが、悪夢の始まりだったなんて。
「本人を探して頂き、ありがとうございます。」
「いえ…。」
さすがに岬も、少し恐怖を感じた。
「では、10億円の件なんですが…。」
ドクン。心臓が、波打つ。
岬は殺気のようなものを感じ、
「帰ろう」と言ってドアをあけようとしたが、開かない。
「ふふ…わざわざ優しくしてくれて…ありがとう。それと…。」
…やばい。
「騙されてくれて、ありがとう。」
それから記憶が、一時途切れる。
目を開けると、普通の部屋が、広がっていた。
自分がいるのは…リビング?
リビングを中心に4つの部屋、風呂、トイレがあった。しかし、玄関がない。
『ここは…どこだ?』
岬、拓也、弘貴、圭吾。4人同時にこの言葉を発した。
「あ…あれ…。」
岬が指差したのは、オノ。
「なんで…。」
拓也は愕然とした。
「凶器…だよね…?」
弘貴もさすがにふざけない。
「とりあえず、見なかったことにしよう。」
圭吾の言葉で、みんな納得した。
すると、部屋のどこからか、声が聞こえてきた。
感想
- 41745:かなり…緊迫ですね…空[2011-11-28]
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