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二人の天使(10)

[294] 和美 2011-12-06投稿



「私のケーキが〜〜〜。」

ジェーンは、翼をひろげたまま怒りだした。翼の光がどんどん強くなる。


「ジェーン様おやめ下さい。まだ、ケーキはありますから…。」

ミレア言うと

「ふ〜〜。よかった。」

ジェーンは言うと、サンの方を見て笑った。
「ククククッ。
お前のようなやつとは、初めてでおうた。
私の力でよく天使達をみるが、お前みたいな面白いやつは、なかなか見つからん。」


「誉めてるのか 馬鹿にしてるのか…。」

サンは言った。


「まっ、良いでわないか。ミレア、まだケーキが残っていると言っていたな。」


「はい。」


「ここにいる皆で、食べようではないか。」






ケーキを食べた後、ジェーンは、言った。

「スカイト、お前が作ったケーキは今まで食べた中で一番美味かったぞ。」



「あ、ありがとうございます。」

スカイトが照れてる。

「お礼に何か占おうか?」


「占い??」

サンとスカイトは首を曲げる。


「ジェーン様の力は占いなんです。」


ミレアが答える。

「少し先の未来も見えるぞ。」

ジェーンが付け加えた。



すると、スカイトが



「それじゃ…。」







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