RIO-63
帰宅したけど、永輔が李将に風邪薬買いに行くとか言って看病を頼まれたから李将の部屋にいる。相変わらずの寝顔。ガキっぽい部屋。縫いぐるみだらけだ。
「ん〜。」
「あ、起きた。」
「ふわぁ!!何で秀護君がいるの?」
「永輔に頼まれた。」
「あ〜。」
李将は納得する。
「調子は?」
「ダメ。」
李将はまた寝る。
「おやすみ。」
と行っても帰れない。
「秀くん、」
幼い頃の呼び名だ。久々に呼ばれる。
「何?」
「そばにいて。」
ドキッとする。いや、そんなこと言うなよ。俺がドキドキするだろ!
「ダメ?」
李将は俺の方を見る。
「いいけど。」
熱で李将の頬が赤い。李将が手を伸ばす。俺は李将の手を握る。小さな手…。
「ありがと…。秀くん。」
何だよいきなり、李将らしくないな!
いつも、李将に想いを寄せる奴多くてよく協力してって言われるから…
俺はずっと何も言わないのに、気持ちがぐちゃぐちゃになる。
「秀くん?」
「何?」
「呼んだだけ。」
「あ…そう。」
「あのね、秀くんと居ると安心するの。」
「それはどーも。」
心臓が飛び出しそうだ。早く永輔帰ってこい!李将と二人なんてたえられん!!
「ん〜。」
「あ、起きた。」
「ふわぁ!!何で秀護君がいるの?」
「永輔に頼まれた。」
「あ〜。」
李将は納得する。
「調子は?」
「ダメ。」
李将はまた寝る。
「おやすみ。」
と行っても帰れない。
「秀くん、」
幼い頃の呼び名だ。久々に呼ばれる。
「何?」
「そばにいて。」
ドキッとする。いや、そんなこと言うなよ。俺がドキドキするだろ!
「ダメ?」
李将は俺の方を見る。
「いいけど。」
熱で李将の頬が赤い。李将が手を伸ばす。俺は李将の手を握る。小さな手…。
「ありがと…。秀くん。」
何だよいきなり、李将らしくないな!
いつも、李将に想いを寄せる奴多くてよく協力してって言われるから…
俺はずっと何も言わないのに、気持ちがぐちゃぐちゃになる。
「秀くん?」
「何?」
「呼んだだけ。」
「あ…そう。」
「あのね、秀くんと居ると安心するの。」
「それはどーも。」
心臓が飛び出しそうだ。早く永輔帰ってこい!李将と二人なんてたえられん!!
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