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私の…過去

[436]  RINM  2006-09-16投稿
私には二年間の記憶がない。どうしてないのか…事故にあって二年間ずっと眠っていた。ずっと…                   友達のことは覚えてる。今でも友達。でも、どうしてもわからない人がいた。                      私の名前は姫宮 芙結(ひめみや ふゆ)    今は高校二年生。     「ふゆー帰ろう♪」   私に声をかけてきたのは一番の友達「榊原 魅唖(さかきばら みや)」   芙「うん。今日CDショップよってもいい?」    魅「いいよ。」     芙「昂耶も行こう?」   昂耶は私が目を覚ましたとき手を握ってくれてた人で…今は私の彼氏。   昂「おー、いいよ。おまえ何買うつもり?」    芙「えっ!…よりこの歌」魅「芙結はよりこ好きだもんね。お金たまったんだ。」           芙「うん、ずっと欲しかったから…」       私は目が覚めても二三週間は入院していた。魅唖がかばらしにてよりこのCDをかしてくれて聞くと涙がでてきた。聞いてると心が気持ちよくなった。私はよりこの歌で元気になれた。                          でも、私には思い出せない記憶がたくさんあった。 それは二年間の記憶、その前の記憶、その時の友達、彼氏の事が記憶になかった。           私はこれからおこることは予感できてなかった。  でも、私の記憶は少しずつよみがえろうとは思ってもなかった。

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