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★Rio★ー1

[372] メシア 2011-12-28投稿
眼鏡を外した莉緒を見て菅原が騒ぐ。

菅原「素顔の莉緒ちゃんかーわゆーい!!」

莉緒は菅原に引いてから大騎との約束を思い出す。

莉緒「大騎!たこ焼!」

大騎は莉緒に何か奢る約束をしていた。

大騎「悪ぃ…財布忘れた。家行ってくる。」

大騎は走っていく。

菅原「大騎、行っちゃったね!んじゃ、行こうか莉緒ちゃん。」

菅原は莉緒の手を握ろうとした。
それを藤田が阻止する。

菅原「んだよ。」

藤田「…いや、別に。」

菅原「別にいいよね〜手ぇ繋いでたって、莉緒ちゃん。」

藤田「あれ?」

莉緒は二人の側には居なかった。


*********


一方、莉緒。
莉緒は大騎が居ないなら他の二人と居るのは嫌だと思って、二人から離れた。大騎のバーカ!!と思っていた。
突然、手を引かれる。冷たい確りとした力強い手に。

莉緒「ひゃあっっ!!」

人混みに巻き込まれていた莉緒は人気のないところに一気に引っ張られた。

莉緒「誰よ!?」

「よっ、内村。」

莉緒「河合!?」

莉緒を引っ張ったのは、同じクラスの河合直輝(カワイナオキ)だった。

莉緒「な、何で!?私の手!?」

莉緒は密かに河合に想いを寄せているため、パニクっている。

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