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★Rio★ー5

[340] メシア 2011-12-29投稿
栄祐は藤田と菅原の襟を掴み、二人の頭をぶつけた。

菅原「いってぇな!!…って栄祐いたのかよ!!」

藤田「…痛い。」

栄祐は大騎も含め三人を睨む。

大騎「だから、今から莉緒を探すから。」

大騎は栄祐を落ち着かせる。

遥南「栄ちゃん、うちそろそろ家に帰らないと…。」

遥南の家は親が厳しく、門限がある。

菅原「なぁ、栄祐彼女くらい送っていけ。」

菅原は栄祐に向かって親指を立てる。
栄祐は少し考えてから答えた。

栄祐「いや、俺は莉緒が心配だから莉緒を探す!!」

三人が栄祐を止める。

大騎「岡崎さんはどうすんだよ!?」

菅原「お前の彼女だろ!!」

藤田「岡崎さんだって夜道を一人じゃ危ないし…」


栄祐は藤田を見る。

栄祐「よし、藤田。お前が遥南を送っていけ。宜しく頼んだぞ。」

藤田「え!?」

菅原「いやいや、無責任な!」

栄祐は莉緒〜と言いながら走っていく。

大騎「仕方がない、頼んだぞ。」

大騎は藤田に言って栄祐を追う。

菅原「俺も行く〜!!」

菅原も行ってしまった。
藤田と遥南は取り残された。

藤田「行こうか…。」

遥南「…うん。」

二人は気まずい雰囲気になった。

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