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★Rio★ー7

[349] メシア 2011-12-29投稿
河合が歩いていくのを莉緒はついていく。道がよく見えないから莉緒は眼鏡を掛けた。凸凹で歩きづらい。

莉緒「河合ー待ってよお!!歩きづらいー!」

河合は振り返り莉緒が追い付くのを待った。

河合「歩きづらい?」

莉緒「うん。てゆーか何処に行くつもり?」

河合は莉緒をお姫さまだっこした。

莉緒「ひゃああっっ!!なっ何!?」

莉緒の鼓動が高鳴る。

河合「歩きづらいんでしょ?じゃあ連れてってやるよ、花火が良く見える所!」

莉緒はパニクっている。好きな人に抱かれるなんて!?

河合「つーいた。」

河合は莉緒を下ろす。

河合「ここさ、良く見えるのに人が来ないんだ。」

莉緒「ふーん。」

莉緒はパニック状態で何を答えていいか分からない。

ばーん!!

花火が始まった。

莉緒「うわぁ、綺麗!よく見える!」

河合「だろ?」

莉緒は河合の目を確りと見る。

莉緒「うん、ありがと連れてきてくれて!」

河合「どういたしまして…。」

河合は莉緒から目を反らす。

河合「あのさ、」

莉緒「ん?」

河合「これ、お前が持ってて。」

河合は莉緒に何かを渡した。

莉緒「何これ?」

花火が揚がらないと暗くて見えない。

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