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★Rio★ー8

[349] メシア 2011-12-29投稿
河合は莉緒に視線を合わせる。

河合「じゃあな、楽しかったよ。」

莉緒は河合に2度と会えないような言い方だと思った。

後ろから莉緒を呼ぶ声が聞こえる。栄祐だ。

栄祐「莉緒ー!」

莉緒は振り向く。

莉緒「栄祐?」

栄祐の後ろには大騎と菅原がいる。莉緒には見えていないが、河合は大騎と菅原に合図をして走っていった。

花火がバンバン鳴る。

菅原「莉緒ちゃーん!!会いたかった。」

菅原は莉緒に抱きつこうとする。しかし、栄祐が阻止する。

栄祐「莉緒!何で人気のないところに来たんだ、危ないだろ!?」

莉緒「河合が連れてきてくれたんだよ、花火が良く見えるって!ね、河合!あれ…?」

大騎がニカッと笑う。

大騎「河合なら走っていったぞ。」

莉緒「えー!?」

莉緒はもう少し一緒に居たかったなぁと思った。

菅原「莉緒ちゃん、大丈夫、俺がいるさ。」

莉緒は菅原を無視する。

栄祐「莉緒、早く帰るよ。おばさんたちが心配すっから。」

莉緒「うん。」

莉緒は河合が良くわかんない行動をしたけど、夏休み明けに聞けばいいやと思っていた。


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