BL学園演劇部
ここは私立の男子校、BL学園。
これと言って偏差値が高い進学校でもなく、スポーツや芸能に力を入れてるわけでもない。
極めて普通の男子校、強いて言うならこの学園の演劇部には女装が似合う可愛い男子生徒がいることだった。
それが俺、2年B組石丸裕美(イシマルヒロミ)。
れっきとした男であるが、外見は身長156?、色白で華奢な体格。
所属している演劇部では専ら女の子の役を担当しており、その女装ぷりは日に日に磨きがかかってきていてファンクラブができるほどになっていた。
「お〜い、裕美ちゃん! 今度はどんな役をするんだよ?」
クラスメートの神田貴司(カンダタカシ)が声をかけてきた。
コイツも俺の熱狂的なファンの一人である。
先日コイツの部屋に遊びに行った時に驚いたっていうよりは怖くなったのは、部屋に俺の女装した写真やポスターが飾られてたことだった。
「今度は女子高生の役。しかもちょっとエロいよ〜。」
俺はニヤッと微笑んで貴司を見た。
貴司もニヤッと笑うと、
「そっか、それは楽しみ‥。 また衣装が決まったら撮影させろよな。」
「あぁ、撮らせてやるよ‥って撮るだけでいいのかよ?」
「えっ、それってどういう意味だよ?」
「いや、何でもない‥」
俺は意味深な言葉を残して部活の練習に向かった。
ジャージを着て練習していると休憩中に相手役の先輩から衣装の打ち合わせを持ちかけられた。
「なぁ、石丸‥今度の衣装どうする?」
「何か希望ありますか?」
「希望? 特にないし石丸に任せるよ。 それに昨日衣装部屋に何着か新しいのが入ったみたいだから気に入ったのがあったら試着してみろよ?」
「はい、ありがとうございます先輩。」
練習を終えると先輩の言葉を思い出して衣装部屋に向かった。
「へぇ、これか‥。」
俺は新しく入った衣装を手に取って鏡の前で楽しんでいると、部長が入ってきた。
「石丸、新しい衣装はどう?」
「はい、何着か着てみたいのはありますね。」
「そっか、あと古着をその段ボール箱に入れておいたから、もし欲しいのあれば持ち帰っていいぞ。 まぁ、みんな女の子モノだけどな。」
部長は笑いながら衣装部屋にから立ち去ると古着の入ってる段ボール箱の中を見てみた。
そこにはあの貴司が好きな衣装があった。
「これ、持って帰ろう。 アイツの前で着たら‥」
これと言って偏差値が高い進学校でもなく、スポーツや芸能に力を入れてるわけでもない。
極めて普通の男子校、強いて言うならこの学園の演劇部には女装が似合う可愛い男子生徒がいることだった。
それが俺、2年B組石丸裕美(イシマルヒロミ)。
れっきとした男であるが、外見は身長156?、色白で華奢な体格。
所属している演劇部では専ら女の子の役を担当しており、その女装ぷりは日に日に磨きがかかってきていてファンクラブができるほどになっていた。
「お〜い、裕美ちゃん! 今度はどんな役をするんだよ?」
クラスメートの神田貴司(カンダタカシ)が声をかけてきた。
コイツも俺の熱狂的なファンの一人である。
先日コイツの部屋に遊びに行った時に驚いたっていうよりは怖くなったのは、部屋に俺の女装した写真やポスターが飾られてたことだった。
「今度は女子高生の役。しかもちょっとエロいよ〜。」
俺はニヤッと微笑んで貴司を見た。
貴司もニヤッと笑うと、
「そっか、それは楽しみ‥。 また衣装が決まったら撮影させろよな。」
「あぁ、撮らせてやるよ‥って撮るだけでいいのかよ?」
「えっ、それってどういう意味だよ?」
「いや、何でもない‥」
俺は意味深な言葉を残して部活の練習に向かった。
ジャージを着て練習していると休憩中に相手役の先輩から衣装の打ち合わせを持ちかけられた。
「なぁ、石丸‥今度の衣装どうする?」
「何か希望ありますか?」
「希望? 特にないし石丸に任せるよ。 それに昨日衣装部屋に何着か新しいのが入ったみたいだから気に入ったのがあったら試着してみろよ?」
「はい、ありがとうございます先輩。」
練習を終えると先輩の言葉を思い出して衣装部屋に向かった。
「へぇ、これか‥。」
俺は新しく入った衣装を手に取って鏡の前で楽しんでいると、部長が入ってきた。
「石丸、新しい衣装はどう?」
「はい、何着か着てみたいのはありますね。」
「そっか、あと古着をその段ボール箱に入れておいたから、もし欲しいのあれば持ち帰っていいぞ。 まぁ、みんな女の子モノだけどな。」
部長は笑いながら衣装部屋にから立ち去ると古着の入ってる段ボール箱の中を見てみた。
そこにはあの貴司が好きな衣装があった。
「これ、持って帰ろう。 アイツの前で着たら‥」
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