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精霊の守り人38

[422] ひびりん 2012-01-21投稿
カナヤの周りに黒い炎が溢れ、カナヤを包もうとしたとたん!

黒い影がカナヤをなぎとばした。

カナヤ「ぐあ!」

そのひょうしにカナヤの首に取り付けられていた機械が砕けた。

カナヤ「うぅっ…
俺は一体なにを…
シノ!」

シノ「カナヤ!
目が覚めたのね!」

???「お前の様な出来損ないにシノを捕まえる事はできない。」

カナヤへ冷たい視線を向ける黒いローブを纏った一人の少女。
ピンク色の綺麗な髪をしているが、冷たい目でカナヤを見ている。

奈々「ミ、ミオ様!」

???「私はミオではない。
メルディだ。
お前達が捜している猫神、ミオの身体を乗っ取っている。
シノを捕まえるのは私だ。」

メルディはシノに手を向けると紋章が現れ、紋章から黒いつるがシノに絡み付いた。

シノ「うぅ!
離して!」

メルディの瞳が赤く光るとシノはだらんと倒れた。

カナヤ「シノになにをした!」

メルディ「催眠さ。
私の能力は催眠。
催眠で、シノを眠らせた。」

メルディはシノを抱えると、消えた。

メルディはナリータの所へ瞬間移動した。

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