劇団ドリームシアター(30)
「最初に聞きたいんだけど…」
琢也が切りだした。
「はい!なんですか?」
「もしかして、俺達のこと、多少なりとも知ってます?」
美紀は、返答をためらった。
先ほどまで、義則達との会話に出ていた琢也達が、目の前にいることもそうだが、一瞬驚きの表情を見せたこともあり、それを琢也達が察したからだ。
「…すみません。知ってます。…あの、スーパーボーイズの佐藤さんと、グッドボーイの原山さんですよね?」
「そう…まあ、2人とも、元だけどね…でも、新たな道を見つけたんで、全然気にならないよ」
「すみません…せっかく、新たな門出のお祝いに、私達を指名してくださったのに、思い出させてしまって…」
美佳は、深々と頭を下げた。
それを見て、俊作があわてて、首を振った。
「全然気にしてないよ(笑)。芸人だった俺達が、こうやって、新たな道にすすめて、なおかつ、君達とお話する機会がもてたんだから」
「私達…お2人と、深いお話しが出来ますかね?」
「もちろん!2人と話すことを進めてくれた人は、昔から世話になってた人だし、その人の言うことだから、間違いないと思ってるよ」
「ありがとうございます」
美紀は、改めて頭を下げた。
しばらくの間のあと、美紀が切りだした。
「私達…指名もかからないし、新たな仕事も、見つける機会がなくて、中途半端な自分達がいたんです。…このままここを辞めても、何か出来るかな?とか、どうしようか?って、自暴自棄になりかけていたかもしれません…そんな時に、ある2人の方に、私達を指名していただいたんです」
「それが、ある意味君達の方向性を決める出会いだったってこと?」
「ええ…きっとそうだと思ってます。今まで、いろいろな方々と出会ってきましたけど、その人達にある種の運命を感じたんですよ」
生き生きと話す美紀の表情に、琢也はホッとした。
琢也が切りだした。
「はい!なんですか?」
「もしかして、俺達のこと、多少なりとも知ってます?」
美紀は、返答をためらった。
先ほどまで、義則達との会話に出ていた琢也達が、目の前にいることもそうだが、一瞬驚きの表情を見せたこともあり、それを琢也達が察したからだ。
「…すみません。知ってます。…あの、スーパーボーイズの佐藤さんと、グッドボーイの原山さんですよね?」
「そう…まあ、2人とも、元だけどね…でも、新たな道を見つけたんで、全然気にならないよ」
「すみません…せっかく、新たな門出のお祝いに、私達を指名してくださったのに、思い出させてしまって…」
美佳は、深々と頭を下げた。
それを見て、俊作があわてて、首を振った。
「全然気にしてないよ(笑)。芸人だった俺達が、こうやって、新たな道にすすめて、なおかつ、君達とお話する機会がもてたんだから」
「私達…お2人と、深いお話しが出来ますかね?」
「もちろん!2人と話すことを進めてくれた人は、昔から世話になってた人だし、その人の言うことだから、間違いないと思ってるよ」
「ありがとうございます」
美紀は、改めて頭を下げた。
しばらくの間のあと、美紀が切りだした。
「私達…指名もかからないし、新たな仕事も、見つける機会がなくて、中途半端な自分達がいたんです。…このままここを辞めても、何か出来るかな?とか、どうしようか?って、自暴自棄になりかけていたかもしれません…そんな時に、ある2人の方に、私達を指名していただいたんです」
「それが、ある意味君達の方向性を決める出会いだったってこと?」
「ええ…きっとそうだと思ってます。今まで、いろいろな方々と出会ってきましたけど、その人達にある種の運命を感じたんですよ」
生き生きと話す美紀の表情に、琢也はホッとした。
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