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ROOM 24 〜かかってこい、俺が絶対守る〜

[807] るーROOM 2012-02-17投稿
反抗したい。けど、反抗して、これ以上相手を興奮させたら、元も子もない。

どうするか迷っていると、拓也が咄嗟に入ってきて、岬の前に立った。

「ずっと聞いていたよ。岬に対する悪口。」

「拓也も来たか。どうせなら2人まとめて殺しちゃうか?」

拓也は岬を庇った。

「これ以上岬を傷つけたら、俺が許さねぇ。」

「なんだよ。個室で1人で寝れなかったビビりのくせに。」

「ビビリはそっちだろ。」

拓也の目は、正義に満ちていた。

「拓也…言いすぎじゃ…。」

岬の心配にも、拓也は

「俺が絶対守る。」

と言うばかり。

「…かかってこい。」

拓也VS圭吾。武器は、圭吾が持っているのに。

拓也は挑発した。

「うりゃあ!」

圭吾は、拓也、そして後ろの岬に向かって突進してきた。

「岬は避けろ!」

「は…はい!」

岬は避けた。そして目を閉じた。

…グサッ…。

誰かが…刺された音…。

「うぐおっ…。」

岬は、開けたくない目を、開けた。

そこには、意外な光景が広がっていた。

血だらけになっていたのは、圭吾。しかし、まだ生きている。

「この…野郎…。」

足に絡み付いてくる圭吾に、拓也はたじろいでいた。

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