闇の蝶・1(再投稿)
いつの世も 晴らせぬ恨みは尽きぬもの あなたの恨み 晴らします…。
都内、雑居ビルの一室。札を数える中年の男。
「自分は楽をして金が儲かる仕事程、良い商売は無いなぁ…」
゙ピンポーン゙
「ん?誰だ、こんな時間に…」
男が、数えていた札を無造作に金庫に押し込んだ。
「…誰だ…」
ドアを開けると見知らぬ女が立っていた。
「何だ?お前は?」
「夜分にすみません。実は、大学の占いサークルの実践中でして、是非協力をお願いします」
にっこり笑う女。
「女子大生か。可愛いなぁ…。どうするんだ?」
「このトランプから一枚選んで下さい。」
女が、5枚のトランプを前に出した。
「選べばいいんだな」
男がトランプを選ぶと、ジョーカーだった。カードには、死神のイラストが書いてある。
「ジョーカー?」
「あなたが選んだカードは、ジョーカー…。カードのイラストは死神…。あの世まで送らせて頂きます…」
゙シュッ!゙
女の持つカードが空を切り、男の首を切り裂いた。
都内、雑居ビルの一室。札を数える中年の男。
「自分は楽をして金が儲かる仕事程、良い商売は無いなぁ…」
゙ピンポーン゙
「ん?誰だ、こんな時間に…」
男が、数えていた札を無造作に金庫に押し込んだ。
「…誰だ…」
ドアを開けると見知らぬ女が立っていた。
「何だ?お前は?」
「夜分にすみません。実は、大学の占いサークルの実践中でして、是非協力をお願いします」
にっこり笑う女。
「女子大生か。可愛いなぁ…。どうするんだ?」
「このトランプから一枚選んで下さい。」
女が、5枚のトランプを前に出した。
「選べばいいんだな」
男がトランプを選ぶと、ジョーカーだった。カードには、死神のイラストが書いてある。
「ジョーカー?」
「あなたが選んだカードは、ジョーカー…。カードのイラストは死神…。あの世まで送らせて頂きます…」
゙シュッ!゙
女の持つカードが空を切り、男の首を切り裂いた。
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