携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> Past†Origin(11)

Past†Origin(11)

[665] 有間 総二 2012-03-12投稿
俺を中心に光の球が出来て、どんどん膨れあがる

「くっ、暴走か……」


「ウガア゙ァァァァァ!」

「仕方ない、一旦退くか」


ロギは一瞬でどこかへ消えたが、俺は止まらなかった

いや、自分では制御出来てなかったのだから、止まれなかった、が正しいのだろう

「ヴグォオォォォォ!」

「オイ、馬鹿野郎!」


突然後ろから声をかけられ、振り向こうとしたが、その前に後頭部からの強烈な鈍い痛みが俺の意識を持ち去った



[???]

「どうやら、XIは記憶を失っているようです」

「そうか、御苦労だったVII」

「いえ、結局撤退しましたので」

「IXも帰って来てたし、XIは暴走していた。仕方ない事だ」

「……ありがとうございます」

「XIIは?」

「どうやら、あのAbilitySchoolに潜んでいるようで、気配を感じました」

「……下がって良いぞ」

「はっ!」



[AbilitySchool:No.3:医務室]

「痛っ……!」

「あ、神那君、起きたんだね」

見渡すと嶺臥が心配そうにコチラを見ていた


「………ココは?」

「医務室だよ」

そうか、俺はロギに負けて…


「俺はロギに負けたんだな」

「え?覚えてないの?」

「……どういうことだ?」


俺はロギに負けて医務室にいるんじゃないのか?

「神那君が凄い光を発して、ロギって人を追い払ったんだよ?」

「追い払った?俺がか?」

嶺臥は困ったような驚いたような表情で俺を見つめる


「神那君を中心に光の球が膨らんでいって、追い払ったんだ。その後しばらくしたら光が消えて、神那君は倒れたんだよ?」

本当に覚えてないの?と嶺臥が尋ねるが、俺は無言で頷くことしか出来ない

戦闘の事は思い出せるのに………


『その連続襲撃犯と……同じだろうがあぁぁぁぁぁ!』


どうにもそこからが思い出せない

思い出せないと言えば……


『XI、記憶を失っているのか』


俺が失った記憶とは何なんだ

ロギは何故俺のことをXIと呼んだんだ

そして………



疲れからか、俺はまた気絶した

感想

感想はありません。

「有間 総二」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス