携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 触れた瞬間に。?

触れた瞬間に。?

[436] アート 2012-03-27投稿
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
『あっ』


消ゴムが落ちた。

拾おうとすると
隣の席の佐藤悠太くんが
拾ってくれた。

『―…ありがと。』

受け取ったとき
かすかに手と手が触れた。


その時――……。



君に恋してしまった―。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

――――4月―――――――――――――
あたし、斉藤萌絵!!
今日は中学校の入学式。

小学校の時の友達はたくさんいるものの、新しい友達もたくさんいるのでドキドキしていた。

隣の席は佐藤悠太くん。

全然知らない人だ。

悠太くんは無口で入学式の日は一言も喋れなかった。


はぁ。

中学になって1日。


新しい友達―
1人も出来なかった。


このままやっていけるのかな。


どんどん不安で
いっぱいになっていった。


小学校の頃からの友達は
6人いるけど
その中にあたしと
仲が良い子は1人もいなかった。




4月10日

入学して2日。

2回目の学校だ。

頑張って友達は5、6人できたものの

隣の席の悠太くんとは
どうしても



無理だった…………。



『あっ』

消ゴムが落ちた。

拾おうとすると、
悠太くんが拾ってくれた。

『―…ありがと。』


受け取ったとき、
かすかに手と手が触れた。


じっ とあたしの目を見つめる
悠太くんの深い黒い目。


ドキッ。



その瞬間に



あたしは




恋に落ちた。


つづく

感想

感想はありません。

「アート」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス