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虹(No.4)

[265] らびゅ 2012-03-28投稿
私「さ〜ち〜ほ〜♪」

すぐに報告しないとと思い、幸穂を呼んだ。

幸穂「何よぉ??今日は気分上がってるぅ??」

私「もう上がりまくりよ?実は、もう好きな人できちゃった?」

あたしはほっぺを赤く染めて言った。

幸穂「やったじゃん!!杏里のことだから、当分先になると思ってたのに?次の日にね!!」

私「すごいでしょ??あたしを馬鹿にすんな!!?」

幸穂「んで、そのお相手は誰なのよ??」

ん??名前何だったかな?


女「赤瀬大悟くーん!!屋上で女子が呼んでるよ!!」

大声で呼んでいる女子。

っていうか、大悟に告白かな?

クラス男子「ヒューヒュー?告白か!!」

大悟「ちげーよ!!まあ、行ってくらぁ。」


幸穂「気になるねぇ!!まあそれは置いといて、、、、、、。杏里、好きな人誰なの??」

こんな場面の中、あたし言わないといけないのか?
気まずっ!!
でも、大親友の幸穂に隠す訳にもいかないから、あたしは口を開いた。


私「赤瀬大悟です。」

幸穂「いいじゃん!!いいじゃん!!」

否定されるとばかり思っていたあたしは、

私「嘘でしょ〜〜〜〜!!!!!」

大きな声で言ってしまった。

クラス男子「赤瀬が告られるのが嫌なのかぁ???」

クラスの男子、勘違いしてる。
あたしはそれで大声を出してしまったのではない。

私「そんなことじゃないから。まあ、大きな声を出して、すみませんでした。」

クラスのみんなは、なーんだという顔をしてた。

けどけど、そんなのあたしには関係ないんだ。


私「だったら幸穂、応援してくれるの??」

あたしは幸穂の顔を覗いた。

幸穂「もちろん。だって好きなんでしょ!!」

私「好きだよ♪あんなカッコいい人が同じクラスだなんて?あたし照れちゃうわ?」

幸穂「これが恋する乙女ってやつのいい例だ。」


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