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俺はこうはなりたくなかった第3話

[822] YUUNA 2012-04-12投稿
地獄から帰ったあと、美月が
「でも学校はどうするの?」
「無期限休学届を出すよ。」
「名前は?」
「まさか伊月のまま?」
「卯月《うつき》は?」
「伊織《いおり》もいいかも。」
話し合った結果、俺の名前は決まった。

教師A「オーイ、転校生を紹介するぞ!」
A「男ですか?女ですか?」
教師A「女だ。」
B「マジで!やったぜ」
教師A「じゃあ、入りなさい。」
「この度、明鏡学園に転校して来ました、旧名望月 衣月《もちづき いづき》です。両親が死に親戚の神宮 伊月さんの家に養子として入った、神宮 衣月《かんのみや いづき》です。よろしくお願いします。わからないことだらけなので、良ければ、教えてくれればうれしいです。」
教師A「という訳だ。仲良くしてやれ。席は、空いている席に座ってくれ。」
C「先生、伊月が来てません。」
教師A「アイツは無期限休学届を出していてな。だからだ。まぁ、これで朝のHRを終わるぞ。」
HRが終わり、俺の周りにクラスメイトが集まり出した。
D「どこからきたの?」
E「身長何cm?」
F「付き合ってください。」
一つ、おかしいのが、いたけど気にせず返事をする俺。む、アイツは川凪 廻都《かわなぎ かいと》じゃないか。
廻都「おい、質問ばっかりじゃ失礼だから全員で自己紹介しようぜ。なぁ、飛鳥。」
飛鳥「あっ、それはいいわね。私の名前は神楽坂 飛鳥よ。よろしく。はい、次は廻都!」
廻都「俺の名前は川凪 廻都だ。よろしくぅ!!」
衣月「ああ、お二人が、飛鳥さんと廻都さんですか。義兄さんから聞いています。どうぞよろしくお願いします。」
飛鳥・廻都「よろしく!!」

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