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恋愛少女

[443] ひびりん 2012-04-29投稿
今日もいつものように女子達が、目をキラキラさせながら、黒髪の男子を見ている。

女子「きゃああ!
有様よ!今日もカッコイイわあ!」

有「ありがとう。みんな、おはよう。」

有は女子達に向かって微笑んだ。

その時、一人の髪が長い少女が有の前に微笑みながらきた。

麻里沙「有様。
ご機嫌よう。今日は桜が咲いてますし、放課後お花見しませんか?」

女子達は麻理沙を見てすごすごと帰っていった。

女子「ほらああやって麻理沙様は有様をとっちゃうんだから。」

1時間目のチャイムがなった。

有「ご、ごめん。
もう、1時間目だからさよなら。」

有は自分の教室に入っていった。
麻理沙は悔しそうに顔を歪めながら後ろにいる、少女と教室に戻っていった。

そして放課後。

麻理沙「由里。
私の邪魔をする女が一人増えたわね。」

麻理沙の見る先には優しそうな少女が有と楽しそうに話していた。

花音「有先輩は相変わらずモテモテですね!」

有「なんだよ、照れるじゃないか。
あ、そうだ。
花音はネットでカノンって名前で歌を歌ってるんだってな。
まあ、お前は絶対音感を持ってるしな。」

麻理沙は不満げな顔で由里に命令した。

麻理沙「由里。
あの、花音って子を調べて。
なんか、有様と親しいみたいだし。
騙せば、有様の情報がわかるかもしれないわ。」

由里「わかりました!
麻理沙様の恋を絶対にみのらせますわ!」

由里と麻理沙は帰っていった。



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