携帯小説!(PC版)

DARK-NESS 13

[371] ZAZA 2012-05-02投稿
真実と嘘



第七能力審査監獄棟を出て3日…ムカイは欲望のカジノタウン「モルテへブン」の外れにあるネットカフェにいた



ムカイ「うーん」



PCの画面の前で頭を抱えていた。



ムカイ「おかしい…斑鳩事件の情報が一切ない…何故だ?」



丸三日調べているが何一つ情報がなかった。



ムカイ「世界政府のHPにも載ってないなんておかしい…もしかしてこの世から斑鳩事件が消された?」



疑問がさらに深まり、考え込む



ムカイ「能力協会が関与してるのはわかってるが、まさか世界政府も関わってるのか?」



全く情報がないのは予想外だったが、ムカイは違う形で情報を得ようと考えていた。



ムカイ「仕方ない、情報を求めるか…」



モルテへブンに来た理由はカジノをする訳でもなく、万が一に備えて情報屋に会う為に来たのだ。



ムカイ「こんな街だから、まともな情報屋は少ないだろうな…」



スムーズに行く事を願い、情報屋と会う事になった。


一方その頃…。



とある屋敷の前にエンデンが立っていた



エンデン「優しい仕事を紹介してもらったけど、見るからに怪しくて危ない匂いがプンプンするなぁ」



ファジーネーブルを出てすぐ紹介屋に行き、仕事を紹介してもらっていた



紹介屋「どんな仕事がいいんだ?」



エンデン「なるべく危なくない仕事をお願いします。」



紹介屋「運び屋、ボディーガード、傭兵、ライセンス持ちならこういう仕事をオススメするんだが…」



エンデン「戦闘が苦手なんです」



紹介屋「じゃあ宝探しなんてどうだ?楽しいぞ!」



エンデン「宝探し?遺跡発掘とかの?」



紹介屋「まぁそんな感じだ。詳しい話は依頼主に聞いてくれ」



悩みに悩んだ結果、危なくない事を信じて宝探しの仕事を選んだ



紹介屋「依頼主には俺が連絡するから、この地図持って依頼主の元に行きな」



地図を差し出され、1日かけて着いた場所が今立っている屋敷の前だ



「どうぞ中にお入り下さい」



執事らしき老人に案内され、広い客間に入ると、中に男5人、女3人、エンデンを入れて合計9人が集まっていた



エンデン「いい雰囲気じゃないな…」



部屋に入った瞬間、重たい空気を感じた



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