携帯小説!(PC版)

無題

[319] にー。 2012-05-08投稿
そこから見える夜空は
どんなんだろう


そこもここも
きっと同じ星が見えている


ここには海も山もあり
二階から見える小さな海は
すっかり怖くなってしまったけど
磯の香りは嫌じゃない


小さな頃から星がすきだった

神話や伝説
いろいろまとっている星達

すっかりひねくれた今
そのまとっている物は
本当は重いのではないかと勘ぐる


私のは
小さくて、薄くて、見つけにくい星

英雄に踏み潰されて星になったとか

ほめられただろうけど
星になるのは望んだのだろうか

星を見るのは好きだけど
星になるのは嫌だよ、きっと


それぞれ何かしらまとってて

まといながらに
楽しんで、後悔して

苦しんで、開き直って

呼吸して、生きている



その目には

どんな景色が広がっているんだろう



どうか

あなたを癒やす景色でありますように


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