携帯小説!(PC版)

偶然の産物

[340] にー。 2012-05-17投稿
ずっと
おびえてた空間だった


ただじっと
早く朝が来るのを待つだけの空間


いつも
淡い灯りを灯している空間


明けない夜はないように

この暗闇もいつかは終わる


ただ

まだ続きそうで

くじけそうで

負けそうで


このタイミングは何なんだ


少し解釈を変えてみる

思いもつかなかった

おびえるだけの空間は

あたたかく包まれる空間に


静かに

ひっそりと



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