バカなやつら
【散髪屋】
そしてこいつは、くだらない事に命をかけている男
いらっしゃいませ〜
可愛い笑顔で出迎える若い女
他に客は居ないようである
男《ヨッシャ―!今日こそはやってやるぞ》
【下ネタ返し】
カァ―――ン!
男の頭の中で、勝手にゴングが鳴る
「ここ初めてですか?」
笑顔で話す女
男「あっいや、3年前の夏に同級生のマユちゃんと、1回だけ..しました」
女は男の返答がよくわからない様子である
散髪用のスモックを掛けながら女が
「首はきつくないですか?」
男「あ、いい締まり具合です」
女「え?」
首をかしげながら、笑顔を絶やさない女
「女「長さはどうなさいますか?」
男「え〜と長さは13センチくらいです、まあ普通ですかね」
ガラス越しに女を見る
目が合う
笑顔のまま女の動きが止まった
男「あ、3センチくらい短くしてください」
しばらく沈黙
ハサミの音だけが響く
女「モミアゲはどうなさいますか?」
待ちかねた質問がきた
男「ん〜ん、揉み上げよりも、握って上下がいいかなぁ」
女「....」
女は男の魂胆がみえたらしい
女からあの愛くるしい笑顔は消えた
男「あ、揃える程度で」
女「顔ぞりしますので、椅子を倒します」
事務的な口調である
男「あ、やばいな、テント張っちゃってんのがばれちゃうな」
バダッ!
ちょっと強めに椅子を倒す女
女「眉はどうなさいますか?」
男「あ、マユちゃんは、2回目をしつこく迫ったら嫌われちゃいました」
女のカミソリを持つ手が首筋で止まった
少しづつ食い込んでくる
男「あ、な、なにもしなくていいです」
男《さすがに不機嫌になってきたな、でもおもしろいから続けるぞ!》
女「頭を流しますので椅子を戻します」
バダッ!
あからさまに強く戻す女
男「頭より、亀頭..」
女「シャワー!..出ま〜す」
完全に男の言葉をさえぎった
女「どこか、かゆい..」
「シャワー!..止めま〜す」
女は男の返答を予期してか、途中で質問するのをやめた
男「え?あの〜、先っぽがかゆかったかなぁ〜」
散髪終了
女「お疲れさまでした」
男《大成功、このドキドキ感がたまらなかったぜ》
女「それではお会計は...」
「サービス料金込みで、3万5千円で〜す」
女にあの愛くるしい笑顔が戻った
《カン!カン!カン!カン!》
KOゴングが鳴り響く
そしてこいつは、くだらない事に命をかけている男
いらっしゃいませ〜
可愛い笑顔で出迎える若い女
他に客は居ないようである
男《ヨッシャ―!今日こそはやってやるぞ》
【下ネタ返し】
カァ―――ン!
男の頭の中で、勝手にゴングが鳴る
「ここ初めてですか?」
笑顔で話す女
男「あっいや、3年前の夏に同級生のマユちゃんと、1回だけ..しました」
女は男の返答がよくわからない様子である
散髪用のスモックを掛けながら女が
「首はきつくないですか?」
男「あ、いい締まり具合です」
女「え?」
首をかしげながら、笑顔を絶やさない女
「女「長さはどうなさいますか?」
男「え〜と長さは13センチくらいです、まあ普通ですかね」
ガラス越しに女を見る
目が合う
笑顔のまま女の動きが止まった
男「あ、3センチくらい短くしてください」
しばらく沈黙
ハサミの音だけが響く
女「モミアゲはどうなさいますか?」
待ちかねた質問がきた
男「ん〜ん、揉み上げよりも、握って上下がいいかなぁ」
女「....」
女は男の魂胆がみえたらしい
女からあの愛くるしい笑顔は消えた
男「あ、揃える程度で」
女「顔ぞりしますので、椅子を倒します」
事務的な口調である
男「あ、やばいな、テント張っちゃってんのがばれちゃうな」
バダッ!
ちょっと強めに椅子を倒す女
女「眉はどうなさいますか?」
男「あ、マユちゃんは、2回目をしつこく迫ったら嫌われちゃいました」
女のカミソリを持つ手が首筋で止まった
少しづつ食い込んでくる
男「あ、な、なにもしなくていいです」
男《さすがに不機嫌になってきたな、でもおもしろいから続けるぞ!》
女「頭を流しますので椅子を戻します」
バダッ!
あからさまに強く戻す女
男「頭より、亀頭..」
女「シャワー!..出ま〜す」
完全に男の言葉をさえぎった
女「どこか、かゆい..」
「シャワー!..止めま〜す」
女は男の返答を予期してか、途中で質問するのをやめた
男「え?あの〜、先っぽがかゆかったかなぁ〜」
散髪終了
女「お疲れさまでした」
男《大成功、このドキドキ感がたまらなかったぜ》
女「それではお会計は...」
「サービス料金込みで、3万5千円で〜す」
女にあの愛くるしい笑顔が戻った
《カン!カン!カン!カン!》
KOゴングが鳴り響く
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