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精霊の守り人44

[414] ひびりん 2012-05-26投稿
ナリータは儀式の部屋へ行った。

そこには鎖に繋がれたカナヤ、カリン、ヤミーがナリータを睨んでいた。

ナリータはカナヤ達を鼻で笑いカナヤの頭に触れた。

ナリータ「完全に悪魔化しろ。
カナヤ。デス・デビル。」

カナヤ「グアアアアアア!」

カナヤの体から闇が溢れ悪魔の姿になった。

カナヤ「コロス…コロスゥ!」

ナリータはシノを起こした。

シノは虚ろな瞳を開けた。
なんの感情もない目にナリータはニタァと笑った。

ナリータ「お前が五つ目のピース。
他の守り人はお前の為の生け贄にすぎない。
お前は守り人ではない。
神だ。二つの感情を持った神。
残酷な闇の神竜。優しき光の神竜。
生け贄を捧げれば闇の竜にお前は支配される。
さあ、儀式を始めよう。」

ナリータの周りにアクア、サンダー、ファイヤーとミナ、エイナ、マリン、シュランが集まった。

ナリータ「夢の守り人、星の守り人、闇の守り人、精霊の守り人、神の守り人の封印を解け…
!」

守り人達が倒れている所に不思議な紋章が浮かび上がり、守り人達の体が浮かんだ。

そして守り人達の体に紋章が浮かび消えた。

ナリータ「四人の守り人の魂を神に捧げろ!」

ナリータは笑った。

守り人達の体が光の魂になりシノの体に入っていった。

シノ「うぁ…」

ナリータ「さあ、闇の神竜になりテインの神となれ!」

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