携帯小説!(PC版)

なりぬるを

[419] 比呂 2012-08-29投稿
私はどうも風流ぶっていたようだ

俳句を捻るや詠むなどという言い方は風流ぶりの極みだというらしい

俳句とは作る、書くというものであるということが最近本を読んで、わかった

でも、自分の作品はまだ初学の位から出ないことは明らかだ

あと2、3年は辛抱しようかと思う


朝飲みて爽やかなりしカフェテラス



馬鹿馬鹿と言はれて鹿を選びたし



何々が何々しさふ秋の暮



絵空事仰ぐ空の鰯雲



恒久のこととは知らじ相撲取



わからないわからないから鈴虫や



一からと基礎からと言はれちんちろりん



水引の花見てまろぶ少女かな



懐かしき夜学の友の葉書かな



だうだうと頭にありし山葡萄



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