天使のすむ湖57
翌日は岬が香里のお見舞いにきてくれた。花瓶の花の水を変えてくれてから、疲れ果てた俺を見て、
「一樹、大丈夫?あなたの方が辛そうよ。」
と心配してくれた。
「覚悟は出来てるけど、それでも目がはなせなくて、いつ亡くなるかもわからない状態なんだ。」
「確かに今の状態じゃ心配よねー私も泊まり変わろうか?一人じゃ大変だから・・・それに、協力するって約束だし。」
優しい瞳で岬は言ってくれた。ありがたかったが、そばを離れたら二度と香里に会えなくなりそうで怖かった。
「いいんだ、本当に限界なら岬に俺から協力をまた頼むよ。今はそばにいたいからいるんだから。」
昨日のように、岬には愚痴らなくてよかった。かえって負担になってしまっただろう。
少し寂しそうな顔を岬はしていた。
「そう、わかったわ、でも無理はしないで辛いときには、夜の泊りとか変わるから。」
そう言って帰っていった。
昨日よりは落ち着いているつもりだけど、不安はぬぐえない、また長い時間が、白い病室を包んでいった。
「一樹、大丈夫?あなたの方が辛そうよ。」
と心配してくれた。
「覚悟は出来てるけど、それでも目がはなせなくて、いつ亡くなるかもわからない状態なんだ。」
「確かに今の状態じゃ心配よねー私も泊まり変わろうか?一人じゃ大変だから・・・それに、協力するって約束だし。」
優しい瞳で岬は言ってくれた。ありがたかったが、そばを離れたら二度と香里に会えなくなりそうで怖かった。
「いいんだ、本当に限界なら岬に俺から協力をまた頼むよ。今はそばにいたいからいるんだから。」
昨日のように、岬には愚痴らなくてよかった。かえって負担になってしまっただろう。
少し寂しそうな顔を岬はしていた。
「そう、わかったわ、でも無理はしないで辛いときには、夜の泊りとか変わるから。」
そう言って帰っていった。
昨日よりは落ち着いているつもりだけど、不安はぬぐえない、また長い時間が、白い病室を包んでいった。
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