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DARK-NESS 27

[407] ZAZA 2012-09-04投稿
ユウの首が斬り落とされる瞬間、タケの心臓を突かれる瞬間、凄まじいオーラが4人を包み込む



ロイガー「…まずいな」



ナハト「能力協会のツートップが来るなんて聞いてないぞ」



あまりに凄まじいオーラの為、若手のS.O.Lの人達はその威圧感に気を失う者もいる



「あまりうちの若手をいじめないでもらいたい…」



「ヴァン・スティールは何処だ…」



ロイガーとナハトの前に現れた二人の人物は能力協会特殊戦闘部隊S.O.Lの隊長でありながら、代表の右腕、左腕として能力協会を支えている



ロイガーの前には「カシス・ロベリア」高級なスーツをビシッと着こなし、手には白い手袋を着け、表情を一切崩さない冷静沈着な男


ナハトの前には「アカシア・ザンテツ」2メートルを越える身長に髪が青く、上半身裸で胴着を腰に巻いている。



アカシア「もう一度言う…ヴァン・スティールは何処だ?」



ユウとタケが二人の威圧感に動けないでいるが、ロイガーとナハトも同じように動けないでいた



ナハト(下手に動けば…)


ロイガー(…死)



アカシア「恐怖で言葉も出ないか…」



カシス「救護班、そこの二人を連れて行け」



ユウとタケの所に救護班が来る、ロイガーとナハトが傍にいるが二人の隊長のせいで何も出来ずにいた



ロイガー「…ここは逃げるしかないな」



ナハトが少し足を後ろずらすと、アカシアが後ろに立っていた



アカシア「何処へ行く?」


ナハト「いつの間に後ろに!」



その様子を見てロイガーが瞬時に刀に手を伸ばし、地面や建物を無作為に斬る



ロイガー「居合い・描乱!」



ナハトとアカシアの間にも斬撃が入る



ロイガー「…ナハト!逃げるぞ!」



ロイガーとナハトは全速力で逃げる



カシス「我々から逃げられると思うのか?」



脅威の速さでナハトに追い付き、ナハトの胸に手のひらを当てる



カシス「もういい…死ね」


ナハト「クソッ!」



ロイガー「ナハト!」



ナハトがやられる瞬間、カシスの腕を掴み、振り払う


アカシア「現れたか…」



少し息を切らしたヴァン・スティールがいた



ナハト「頭!」



ヴァン「すまない、少し話し込んでしまって遅れた。お前達は早く逃げろ!」



ロイガーとナハトは再び逃げる



アカシア「逃がさん!」



逃げる二人に向かって光の玉を放つがヴァンが弾き飛ばす



ヴァン「てめえらの相手は俺だ!」



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