携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> また雨の下より

また雨の下より

[323] にー。 2012-09-11投稿
想像してみた
あなたの好きなあなたも
あなたの嫌いなあなたも

望むものも
望まないものも

肩を落としていても
涙をこらえていても

そっと触れることも
寄り添ってあげることも出来ない
綴られた言葉もすべては見られない

でも
居られぬ昼も
眠れぬ夜も
昔ほどあきらめの呼吸はしていない

忙しい朝を迎え
それどころではない時間を過ごし
また想っては
手紙を綴る

そうして
どうか同じ呼吸をしていますようにと
遠く離れた雨の下で

声なくつぶやく



感想

感想はありません。

「にー。」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス