DARK-NESS 31
口を手で覆いクスクスと笑うヴァン
ムカイ「何がおかしい!」
バカにされた感じでさらに怒るムカイ
ヴァン「信じるか信じないかはお前次第だが、俺はお前の復讐の対象にはならない」
ムカイ「どういう事だ!」
ポケットから札を一枚出し、ヒラヒラさせながら応える
ヴァン「実はあの時、現場まで行ったが契約金だけ貰ってすぐ帰ったから誰も殺してない」
怒りが一気に冷める
ムカイ「一応信じておこう。だが嘘だとわかればお前を見つけ、殺す!」
札をしまい、背中を向け歩きだす
ヴァン「その時は全力で相手してやるよ。まぁ復讐頑張ってくれ」
手を振りながら歩き去って行くヴァン
ムカイもその場を離れ、姿を消す
イザラ「なるほど…で?これからどうするんだ?敵がはっきりした以上どっちからやるんだ?」
俯いていたムカイは顔を上げはっきり言った
ムカイ「まずは能力協会だが問題がある…それは…」
軽くため息を吐くイザラ
イザラ「金だろ?金さえあれば人も雇える。いくら何でもたった1人では無理だ」
ムカイ「雇う奴も中途半端な奴じゃ駄目だし、誰を雇えばいいか…」
立ち上がり、机の上にある書類を持ち、再び座るとムカイの方に投げる
ムカイ「これは?」
見てみると二人の人物の写真とプロフィールが載っていた
イザラ「この二人を雇う事が出来れば能力協会、世界政府を潰す事が出来るだろう…ただし!プロフィールを見ればわかる通り、二人共かなり手強いし、多額の金もいるだろう」
ムカイ「確かに凄い二人だけど、二人を雇う金なんて持ってない…」
再びため息を吐くイザラ
イザラ「お前の目の前に誰がいる?金の心配ならするな!お前の資金面は私が援助してやろう」
ムカイ「気持ちは嬉しいが、もし事が大きくなれば迷惑がかかるかもしれない…」
腕を組み、ムカイを睨む
イザラ「復讐を誓う奴が何をビビってる!どんなに敵を作ろうが利用出来る物は何でも利用しろ!」
喝を入れられ、目が覚める
ムカイ「すまない…有り難く使わして貰う」
資料を持ち、立ち上がる
イザラ「何時でも言え、すぐにでも用意してやる」
一礼して部屋を出るムカイの背中を見るイザラ
秘書「いいのですか?ムカイ様の言う通り、あまり関わると…」
ムカイと入れ代わりに入って来た秘書が近づきながら話してきた
イザラ「聞いていたか…心配するな…ちょっとの事ではこのホテルは潰れはしない」
またそれぞれの道を進み、新たなる展開を迎える
真実と嘘 終
ムカイ「何がおかしい!」
バカにされた感じでさらに怒るムカイ
ヴァン「信じるか信じないかはお前次第だが、俺はお前の復讐の対象にはならない」
ムカイ「どういう事だ!」
ポケットから札を一枚出し、ヒラヒラさせながら応える
ヴァン「実はあの時、現場まで行ったが契約金だけ貰ってすぐ帰ったから誰も殺してない」
怒りが一気に冷める
ムカイ「一応信じておこう。だが嘘だとわかればお前を見つけ、殺す!」
札をしまい、背中を向け歩きだす
ヴァン「その時は全力で相手してやるよ。まぁ復讐頑張ってくれ」
手を振りながら歩き去って行くヴァン
ムカイもその場を離れ、姿を消す
イザラ「なるほど…で?これからどうするんだ?敵がはっきりした以上どっちからやるんだ?」
俯いていたムカイは顔を上げはっきり言った
ムカイ「まずは能力協会だが問題がある…それは…」
軽くため息を吐くイザラ
イザラ「金だろ?金さえあれば人も雇える。いくら何でもたった1人では無理だ」
ムカイ「雇う奴も中途半端な奴じゃ駄目だし、誰を雇えばいいか…」
立ち上がり、机の上にある書類を持ち、再び座るとムカイの方に投げる
ムカイ「これは?」
見てみると二人の人物の写真とプロフィールが載っていた
イザラ「この二人を雇う事が出来れば能力協会、世界政府を潰す事が出来るだろう…ただし!プロフィールを見ればわかる通り、二人共かなり手強いし、多額の金もいるだろう」
ムカイ「確かに凄い二人だけど、二人を雇う金なんて持ってない…」
再びため息を吐くイザラ
イザラ「お前の目の前に誰がいる?金の心配ならするな!お前の資金面は私が援助してやろう」
ムカイ「気持ちは嬉しいが、もし事が大きくなれば迷惑がかかるかもしれない…」
腕を組み、ムカイを睨む
イザラ「復讐を誓う奴が何をビビってる!どんなに敵を作ろうが利用出来る物は何でも利用しろ!」
喝を入れられ、目が覚める
ムカイ「すまない…有り難く使わして貰う」
資料を持ち、立ち上がる
イザラ「何時でも言え、すぐにでも用意してやる」
一礼して部屋を出るムカイの背中を見るイザラ
秘書「いいのですか?ムカイ様の言う通り、あまり関わると…」
ムカイと入れ代わりに入って来た秘書が近づきながら話してきた
イザラ「聞いていたか…心配するな…ちょっとの事ではこのホテルは潰れはしない」
またそれぞれの道を進み、新たなる展開を迎える
真実と嘘 終
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