携帯小説!(PC版)

DARK-NESS 37

[399] ZAZA 2012-10-25投稿
数日後、ベラージオに治療を終えながらも傷だらけのムカイがソファーに座っていた



イザラ「なるほど…金じゃなくそういう条件で契約したか…」



納得していない表情を浮かべる



ムカイ「まぁ何とか…」



ムカイの全身を見てイザラは心で思う



イザラ(ジャガーに勝って契約するとはな…普通にしてたらただのガキなんだか…)



イザラ「で?契約したジャガーは何故いない?」



ムカイは視線を外し、答える



ムカイ「実は…」



ジャガー「今何て言った?」



ムカイ「あと1人契約するんだよ」



ジャガー「誰だ!」



ムカイ「こいつだよ」



資料を倒れてるジャガーに投げる



ジャガー「おいおいマジかよ…」



ジャガーは写真を見た瞬間、資料を見るのをやめた



ムカイ「知ってるのか!」


ジャガーが起き上がる



ジャガー「こいつと契約するのは賛成だが、今は無理だ…」



ムカイも立ち上がる



ムカイ「どういう事だ?」


ジャガー「まず会えるかどうかも微妙だ…アイツは今世界政府にいるぞ」



ムカイ「!!!」



ムカイ「で、本当にもう1人の奴と契約する時が来たら呼べって言って消えたんだ」



イザラは眉間にシワを寄せる



イザラ「必要な時に本当に来るんだろうなぁ!」



ムカイ「まぁ大丈夫だと思うが…問題はもう1人の奴だ…」



資料を見るイザラ



イザラ「まさか世界政府にいるとは…どうするんだ?」



ムカイ「まずケガを完全に治してからだが、一つ協力して欲しい事がある」



一方、ムカイとジャガーが戦っていた時、能力協力では…



カシス「先月のライセンス所得者は…」



アカシア「来週の予定ですが…」



約200人が会議室に集まり、報告や企画会議などが開かれていて、その中央に能力協会代表シゲル・リーンが座っていた



「…」



会議は1時間程度で終わり、ほとんどの社員が会議室から出ていく中、カシスとアカシアだけ残る



シゲル「では…モルテへブンの件についてもう少し詳しく聞かして貰おうかのぅ」



カシスが立ち上がる



カシス「まずAIチップの行方ですが…」



説明し始めるが、シゲル・リーンは話を止める



シゲル「AIチップの行方はある程度予想はついておる。わしが聞きたいのはこの一連の参加者じゃ」



アカシアが資料を捲り、報告する



アカシア「我々以外で申しますと、夕闇の亡霊たちにAIチップを護衛していた者達です。」



シゲル・リーンは腕を組み考え込む



カシス「何かご不満でも?」



シゲル「報告書によれば、ヴァン・スティールは遅れてきたと書いてあったが…」


アカシア「遅れてきた理由はわかっていません」



シゲルは目の前にPCを操作し、ライセンス所得者を検索し始めた



カシス(この歳でPCを使えるとは…)



ある人物の情報をカシスとアカシアに見せる



シゲル「この者をちと調べてくれんか」



PCの画面にはムカイの写真があった

感想

感想はありません。

「ZAZA」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス