DARK-NESS 38
しばらくすると、カシスとアカシアが会議室から出てきた
アカシア「新しい任務だ」
タケ「ウス!」
カシス「ケガは完全に治ってないがお前も参加だ」
ユウ「はい!」
あの日、病院を抜け出し、能力協会本部にカシスとアカシアに弟子入りを志願していた
カシス「この人物を知ってるな?」
歩きながらユウにムカイの写真を見せる
ユウ「はい…知ってます…昔からの友人ですが、ムカイが何か?」
写真をしまい、資料室に入る
カシス「気の毒だが、彼は要注意人物に指定された。今後、会う事があれば確保し、世界政府に引き渡さないといけない」
ユウをPCの前に座らせ、起動させる
カシス「お前にはムカイの情報を探ってもらいたい」
ユウ「じょ…情報というのは?」
カシス「現在の場所や仲間の情報、様々な利用履歴を調べてくれ」
タケ「何故そこまでするんすか?」
アカシアとタケは外を出て、ヘリポートに向かっていた
アカシア「この間のモルテへブンの一件に関わっていた可能性があり、これからの行動で能力協会や世界政府を脅かす存在になるかもしれないそうだ」
ユウとタケ、特にユウは余計な事は言わず、任務に取り掛かる
ユウ(あのバカ!頼むから大きな事はするなよ…)
タケ(エンデンは大丈夫だったのか…よかったよかった)
アカシアとタケはヘリに乗り飛び去って行った
一方、能力協会本部から遠く西にある世界政府の地下には研究施設がある。薬品の匂いが漂う部屋で、左右に体揺らしながら歩く男がいた。白衣を羽織っており、いかにも研究者という身なりだ
「うーん…反応がイマイチだネ」
いくつもの試験管を見つめていると
「室長!室長!」
大きな声を出しながら、勢いよく研究所に入ってきた
室長「うるさい奴だ…今すぐ実験用にバラしてもいいんだゾ」
同じ白衣を羽織った助手らしき男が怖がりながらも報告する
助手「す、すみません!ですが直ちに言わなければならない事がありまして」
慌ててる助手に対して、何も動じず、無表情で作業を続ける室長
室長「要件はなんだネ」
息を整え、ゆっくり喋り出す
助手「上層部の人間が前に室長が解析したAIチップの中の兵器データを使って核実験するみたいです!」
驚く事もなく、淡々と話し始める
室長「あれは未完成のまま終わった物なのだが…やれやれ…上の奴は何を考えてるのやラ」
左右に体を揺らすながら、奥に行く
助手「室長!止めなくていいんですか!」
少し振り返る
室長「私には関係ないネ」
アカシア「新しい任務だ」
タケ「ウス!」
カシス「ケガは完全に治ってないがお前も参加だ」
ユウ「はい!」
あの日、病院を抜け出し、能力協会本部にカシスとアカシアに弟子入りを志願していた
カシス「この人物を知ってるな?」
歩きながらユウにムカイの写真を見せる
ユウ「はい…知ってます…昔からの友人ですが、ムカイが何か?」
写真をしまい、資料室に入る
カシス「気の毒だが、彼は要注意人物に指定された。今後、会う事があれば確保し、世界政府に引き渡さないといけない」
ユウをPCの前に座らせ、起動させる
カシス「お前にはムカイの情報を探ってもらいたい」
ユウ「じょ…情報というのは?」
カシス「現在の場所や仲間の情報、様々な利用履歴を調べてくれ」
タケ「何故そこまでするんすか?」
アカシアとタケは外を出て、ヘリポートに向かっていた
アカシア「この間のモルテへブンの一件に関わっていた可能性があり、これからの行動で能力協会や世界政府を脅かす存在になるかもしれないそうだ」
ユウとタケ、特にユウは余計な事は言わず、任務に取り掛かる
ユウ(あのバカ!頼むから大きな事はするなよ…)
タケ(エンデンは大丈夫だったのか…よかったよかった)
アカシアとタケはヘリに乗り飛び去って行った
一方、能力協会本部から遠く西にある世界政府の地下には研究施設がある。薬品の匂いが漂う部屋で、左右に体揺らしながら歩く男がいた。白衣を羽織っており、いかにも研究者という身なりだ
「うーん…反応がイマイチだネ」
いくつもの試験管を見つめていると
「室長!室長!」
大きな声を出しながら、勢いよく研究所に入ってきた
室長「うるさい奴だ…今すぐ実験用にバラしてもいいんだゾ」
同じ白衣を羽織った助手らしき男が怖がりながらも報告する
助手「す、すみません!ですが直ちに言わなければならない事がありまして」
慌ててる助手に対して、何も動じず、無表情で作業を続ける室長
室長「要件はなんだネ」
息を整え、ゆっくり喋り出す
助手「上層部の人間が前に室長が解析したAIチップの中の兵器データを使って核実験するみたいです!」
驚く事もなく、淡々と話し始める
室長「あれは未完成のまま終わった物なのだが…やれやれ…上の奴は何を考えてるのやラ」
左右に体を揺らすながら、奥に行く
助手「室長!止めなくていいんですか!」
少し振り返る
室長「私には関係ないネ」
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