DARK-NESS 39
シゲル・リーン代表の携帯電話が鳴る
シゲル「久しいのぅ」
電話の相手は世界政府のトップ、キール・ロワイヤルだ
キール「また一緒に酒でも飲みに行きたいが今日は別件なんだわ」
シゲル・リーンは携帯で話ながら片手で腕立て伏せをする
シゲル「別件というのは?」
キール「うちの部下の非能力者が核実験するんじゃ。わしを始め、止めるよう説得したんじゃが、やるって聞かないもんで仕方なく許可したんじゃが、1つ協力してくれんか?」
シゲルは携帯を持ち替え、腕立て伏せを始める
シゲル「確かそっちにいる天才君が解析したっていう兵器データか…しかしあれは完全ではないと聞いておるが…」
キール「うむ、完全ではないのはわかっていてやるようじゃ。しかし彼らはまだ諦めていないらしい…彼らが暴走しないようにしてくれんか」
シゲルが手のひらから人差し指に替え、腕立て伏せを始める
シゲル「警護、及び監視じゃな…いいじゃろう!その核実験は何時やるんじゃ?」
キール「一週間後にやる予定だ」
腕立て伏せから、逆立ちになって腕立てを始める
シゲル「わかった。こっちから何人か派遣しよう」
キール「恩に着る」
そして一週間後、世界政府から少し離れた荒野に実験施設があり、世界政府や能力協会の人達が集まっていた
ユウ「核実験って聞いてたけど…」
ユウの目の前には、高くそびえ立つミサイルがあった
ユウ「これを飛ばす実験?どこに飛ばすんだろ?」
ミサイルを見上げているとタケが走ってきた
タケ「おーい!遅れてすまん!」
ユウはタケにそれぞれの配置が書かれた紙を渡す
ユウ「この一週間、どこに行ってたんだ?」
タケは紙を見ながら答える
タケ「ムカイの調査と修業だったんだけど、ほとんど修業してたわ」
僅か一週間だが、タケの姿は前とは違い格段に強くなっているのをユウは感じた
ユウ「今日は核実験の監視だ。正直自分達でやれって話しだけど、実行者が非能力者で政府が政府の人間を疑えばまた争いになってはややこしいからだろ」
タケ「変な気を起こすかもしれないけど、何も起こらず、うまくいけば兵器データの復元に成功した事になる」
ユウは微妙な表情を浮かべる
ユウ「どちらにしてもいい事じゃないな…」
二人は紙に書いてある通りに持ち場に急ぐ
実験施設を上から見下ろせる所にジャガーの姿があった
ジャガー「さて…血祭りの始まりだ!!!」
シゲル「久しいのぅ」
電話の相手は世界政府のトップ、キール・ロワイヤルだ
キール「また一緒に酒でも飲みに行きたいが今日は別件なんだわ」
シゲル・リーンは携帯で話ながら片手で腕立て伏せをする
シゲル「別件というのは?」
キール「うちの部下の非能力者が核実験するんじゃ。わしを始め、止めるよう説得したんじゃが、やるって聞かないもんで仕方なく許可したんじゃが、1つ協力してくれんか?」
シゲルは携帯を持ち替え、腕立て伏せを始める
シゲル「確かそっちにいる天才君が解析したっていう兵器データか…しかしあれは完全ではないと聞いておるが…」
キール「うむ、完全ではないのはわかっていてやるようじゃ。しかし彼らはまだ諦めていないらしい…彼らが暴走しないようにしてくれんか」
シゲルが手のひらから人差し指に替え、腕立て伏せを始める
シゲル「警護、及び監視じゃな…いいじゃろう!その核実験は何時やるんじゃ?」
キール「一週間後にやる予定だ」
腕立て伏せから、逆立ちになって腕立てを始める
シゲル「わかった。こっちから何人か派遣しよう」
キール「恩に着る」
そして一週間後、世界政府から少し離れた荒野に実験施設があり、世界政府や能力協会の人達が集まっていた
ユウ「核実験って聞いてたけど…」
ユウの目の前には、高くそびえ立つミサイルがあった
ユウ「これを飛ばす実験?どこに飛ばすんだろ?」
ミサイルを見上げているとタケが走ってきた
タケ「おーい!遅れてすまん!」
ユウはタケにそれぞれの配置が書かれた紙を渡す
ユウ「この一週間、どこに行ってたんだ?」
タケは紙を見ながら答える
タケ「ムカイの調査と修業だったんだけど、ほとんど修業してたわ」
僅か一週間だが、タケの姿は前とは違い格段に強くなっているのをユウは感じた
ユウ「今日は核実験の監視だ。正直自分達でやれって話しだけど、実行者が非能力者で政府が政府の人間を疑えばまた争いになってはややこしいからだろ」
タケ「変な気を起こすかもしれないけど、何も起こらず、うまくいけば兵器データの復元に成功した事になる」
ユウは微妙な表情を浮かべる
ユウ「どちらにしてもいい事じゃないな…」
二人は紙に書いてある通りに持ち場に急ぐ
実験施設を上から見下ろせる所にジャガーの姿があった
ジャガー「さて…血祭りの始まりだ!!!」
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