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DARK-NESS 47

[520] ZAZA 2012-12-18投稿
能力協会総本部は摩天楼が立ち並ぶN・香港の街の中心に立っている。普段は市民や観光客で賑わう街だが今日は違う



ハーデス「街に人がいなイ…」



ムカイ「モルテヘブンの事といい、避難が早いな…」


既に三人は建物に入り、バラバラに行動しているが建物の中も人の気配がない



ジャガー「街の人間まで避難させるという事は外でも暴れていいって事だよな…カシス!」



20階についたジャガーの目の前にカシスが待ち構えていた



カシス「ジャガーか…まぁあの中じゃ一番やりやすいか…」



45階に到着したハーデスは背負った荷物を降ろす



アカシア「…動くな…貴様が動くと何かが起こる」



ハーデスの前にはアカシアが立っていた



ハーデス「何かが起こるのは当たり前だ…これから始まるのは実験だ…私のネ…」



「チーン」



最上階の扉が開き、代表室に向かうが代表室の前にユウとタケが立っていた



ムカイ「…」



ユウ「この先を通らせる訳にはいかない!」



二人が構えるが、ムカイは表情を変えず進み続ける



タケ「オイオイ…俺達の声届いてんのか?立ち止まる様子もないぜ」



ムカイとの距離が15メートルまで来た時ユウが叫ぶ



ユウ「タケ!行くぞ!」



ユウはムカイに向かって駆け出し、タケはその場で手のひらに力を込める



一方、カシスとジャガーのいる20階のフロアは既にめちゃくちゃになっていた



ジャガー「おらぁぁぁ!」


爪撃をありとあらゆる物を切り刻みながらカシスに向かって飛ばす



カシス「これ以上ここで戦っていたら建物が崩れるな…」



爪撃を避けながら、時に弾きながらジャガーに向かう


カシス「神速…」



ジャガーの目の前に一瞬で近づく



ジャガー「そりゃ!」



目の前にいるカシスを切り裂いたが感触がない



ジャガー「クソ!」



カシス「神撃…」



ジャガーの背中に強烈な一撃を入れ、よろけたジャガーの足首を掴み、外へ投げた



「パリーン!」



ガラスが割れジャガーが外に放り出される



ジャガー「この野郎ぉぉぉ!」



落ちて行くジャガーを追いかけるようにカシスも20階から飛び降りる



カシス「神空…」



空中で膝を曲げ、勢いよく膝を伸ばすと加速し、先に落ちたジャガーに一気に追い付く



カシス「神撃!」



ジャガーの腹にクリーンヒットし、そのまま地面に落ちた



カシス「…死んだか?」



地面は丸く凹んでいて、まるで隕石が落ちたようになっていた



中心から離れ、ジャガーの様子を伺う



カシス「背中と腹に神撃を食らえば普通の人間は背骨は内臓が破壊するんだが…」



土煙の中にしっかり立つジャガーの姿があった



ジャガー「ここで死んだら楽しくねぇだろ…もっともっと楽しもうぜ!」



額から流れる血、口から流れる血を手で拭き、見下ろすカシスに飛び掛かる



カシス「やれやれ…猛獣の調教は大変だな」



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